中学生 勉強

部活が忙しくて勉強できない中学生にオススメ!スキマ時間学習

はじめに

当ブログは勉強とサッカーを両立(=文武両道)して目標とする高校や大学に合格するためのノウハウを発信しています。

ロクバン
長男は中高一貫校に通いながらサッカークラブチームに所属。サッカーと勉強を両立しながら(ビッグマウスで恥ずかしいのですが)医学部進学を目指しています。長男の経験をもとに文武両道を目指す方に役立つ情報を発信しています!

部活で忙しくて勉強する時間が取れない。

部活が終わると疲れてしまって勉強する気にならない。

こんな悩みを抱えていませんか?今回はそんな悩みを抱えている中学生に向けての記事です。

中学生になると、勉強、部活(クラブチーム)、習い事などなど、急に忙しくなりますよね。

好きなことだけしていていれば良かった小学校時代とは違います。中学生になると勉強も大事です。勉強の手を抜くと、テストの点数が悪くなり、内申点が下がり、高校入試で苦労して、と大変なことになってしまうんです。

忙しいのは悪いことではないですが、全く勉強しないのは困りもの。日々の生活に追われ勉強がついつい後回し。挙げ句に志望校に合格できなかったとのでは笑うに笑えません

今回の記事では、『部活で忙しい中学生のために効率の良い勉強方法(=スキマ時間学習)』を紹介します。

ロクバン
中高一貫校の教師をしています。これまでに数多くの中高生と接してきました。

成績のよい生徒は時間の使い方が上手です。効率よく勉強に取り組んでいます。そして一応に、ちょっとした空き時間も上手に活用しているのが印象的です。

ロクバン
長男は外部のサッカークラブチームに入っていました。サッカー三昧の忙しい日々を過ごしていました。

クラブチームで活動していたので、平日は練習からの帰宅が21:30過ぎ。週末は一日中サッカー。「いつ勉強をすればいいの?」というくらい忙しい日々でした。

今回紹介したいのが、「スキマ時間学習」です。忙しい日々だからこそ、ちょっとした時間を上手に学習に活用してみましょう。

この記事の結論

部活などで忙しい中学生におすすめの「スキマ時間学習」の仕方を徹底解説

 

この記事を書いたのはこんな人

 ロクバン

  • 現在、中高一貫校の英語教師。この間、サッカー部顧問の経験あり。
  • 九州地方在住の二児の父親。
  • 長男は中高一貫校に通いながら強豪クラブチームに入団するも、補欠を経験。ビッグマウスですが、医学進学を目指して奮闘中。
  • 長男のサッカーと勉強の両立をサポートする中で得た、知識や経験を情報発信。
  • サッカー少年達が勉強の大切さに気づき、勉強を頑張るのを応援することを(大げさですが)このブログのミッションとしています。




 

【部活で忙しい中学生におすすめ】スキマ時間とは?

スキマ時間とは何?

スキマ時間とは一日の中で行動と行動の間に生じる細切れの時間です。

例えば、授業と授業の間の休み時間、家から学校までの移動時間、などなど。一日の生活を見直せば、スキマ時間がたくさん見つります。

ちょっと時間ができたら、なんとなくスマホを取り出し、SNSをチェックして、こんなことで時間を無駄にしていませんか?ついつい手に取ったのがやめられない。そんな人に限って、「時間がなーい。」と嘆いてみたりするものです。

例えば、1回10分のスキマ時間は1年間で3650分になります。この時間を勉強に使うことができれば。おおよそ60時間を勉強についやすことができます。相当な時間だと思いませんか?

授業ごとの休み時間だと、10分×5回=50分

学校に30分早くついてHRまで勉強すると、30分

このように生活を少し見直せばスキマ時間は簡単に捻出できますよ。

中学生にとってのスキマ時間は?

自分の生活を振り返ってみましょう。中学生の生活にはたくさんスキマ時間があります。

細切れ時間を有効に使えば、想像以上に勉強時間が捻出できます。ちょっとできたスキマ時間にスマホをいじってしまい、そのままダラダラと時間を浪費してしまった・・・なんてことも減ってきます。

  • 通学中
  • 就寝前
  • 授業前・休み時間
  • 放課後 夕
  • 食前、起床後
  • 入浴中
  • トイレの中

こうした時間を勉強にあてるのです。たった数分だけなので勉強できそうだと思いませんか?

 

【部活で忙しい人向け】スキマ時間学習とは?

さて、そんなスキマ時間を勉強に使うには、サッとはじめられるお手軽勉強(楽勉)がオススメです。

  1. 暗記科目をする
  2. 動画授業を見る
  3. リスニングをする
  4. 読書をする
  5. (番外編)ストレッチ

具体的に解説します。

【スキマ時間学習①】暗記科目をする

スキマ時間学習と聞いて、最初に思いつくのは「暗記」ではありませんか?

数学の問題や英語の長文などとは違ってじっくりと考える必要がありません。スキマ時間を使って、英単語、社会や理科の用語などを暗記しましょう。

暗記のコツは繰り返しです。スキマ時間を活用して何度も何度も繰り返すことで記憶に定着するものです。

有名なエビングハウスの忘却曲線によると、人は20分経過すると約40%を忘れてしまい、1ヶ月語には約80%を忘れてしまうのです。(ということは、1か月復習をしないとほとんどを忘れてしまうってことですよね!?)

暗記には反復が大事なんです。

ロクバン
暗記が苦手なのは「覚えれない」からではなく「忘れる」からなんです。繰り返すだけで記憶が定着するので忘れなくなります!

反復をルーティン化するためにスキマ時間にいつでも使える「暗記ノート」を作りましょう。

時間をかけずにシンプルに作れるものが良いです。

【暗記ノート①】間違い用ノート

間違った問題は自分の学力の伸びしろです。間違った問題を解けるようになれば点数が伸びます!

テストや問題集で間違った問題を『間違い用ノート』を作って書き留めていきましょう。『間違い用ノート』に書き込まれた問題の解ける問題が増えれば増えるほど、点数が上がります!(ポジティブに考えましょう)

作り方はシンプル。

ノート1ページを半分に区切ります。間違った問題をどんどん書き込みましょう。

ポイントは「何が原因で間違えたのか?」を分析してみましょう。間違った原因が分かれば次に何を勉強すればよいかがわかります。また、覚える(=インプット)よりも、解く(=アウトプット)する方が記憶が強化されます。

覚えるべきものはオレンジ色で書くと赤シートを使って隠すことができます。

自分が作った、『間違い用ノート』は自分だけのオリジナル問題集です。積極的に活用して成績アップにつなげてくださいね。

 

【暗記ノート②】メモリーツリー

用語を関連付けながら枝分かれ図のように書きましょう。知識を関連付けながら覚えるので定着しやすいです。

漫画『ドラゴン桜』ではアメリカ独立戦争をメモリーツリーでノートにまとめています。下のような図を見たことはありませんか?

ここまでキレイにまとめなくても大丈夫です。逆にキレイなノートにこだわりすぎて時間がかかりすぎると効率が悪くなるので注意が必要です。

メモリーツリーを書く手順を解説します。

  1. 中心にテーマを書く
  2. テーマの周りに関連情報を書き、線でつなぐ
  3. 2で書いた関連情報の周りにさらに関連情報を書き、線でつなぐ
  4. 離れたところに関連情報が出てきたら、線でつなぐ
  5. 情報同士の関連性を書く

メモ

暗記が苦手な原因は

①反復が少ない②関連付けが少ない

と言われています。知識をそれぞれ関連付けるだけで記憶が強化されるのです。

暗記と言えば英単語。スキマ時間学習には英単語の暗記がぴったりです。

教科書の単語リストを使った暗記の仕方はこちらの記事で紹介しています。中学生向けオススメの単語帳と暗記方法を紹介しています。参考にしてください!

ロクバン
長男は英検用の単語帳をスキマ時間を使って覚えていました。その甲斐あって、中学3年生で目標だった英検2級に合格することができました。こちらの記事で紹介しています。

【スキマ時間学習②】動画授業を見る

勉強のプロセスは「問題を解く」→「答え合わせをする」→「間違えた問題をできるようにする」です。このプロセスを繰り返すことで成績が上がります。

ただし、「問題を解く」が出来ない場合はその単元の学び直し(復習)が必要です。例えば、数学の二次方程式の問題が全く解けないのであれば、二次方程式の学び直し(復習)からはじめるのが有効です。

この学び直し(復習)に役立つのが動画授業です。動画授業を使うことで圧倒的にコスパもタイパも良くなります。(動画授業で復習ができるのなら塾も家庭教師も全く不要です)

動画授業といえばご存じ、スタディサプリ(スタサプ

月額2,187円で一流講師のわかりやすい解説授業が見放題。要点を絞った1回5分程度の授業動画はスキマ時間学習にピッタリです。

注意ポイント

スタサプの難点は何の強制力もないことです。一人で勉強できなかったり、勉強にやる気がでない中学生にとっては不向きです。実際にスタサプを申し込んだけど子供が全く使わずに役に立たなかったという口コミを目にしたことがあるのではないでしょうか?

スキマ時間に勉強できるような中学生ならある程度の学習習慣が身についているはずです。主体的に勉強ができる中学生にはスタサプは間違いなくコスパ最強の超オススメ教材です。スタサプについてはこちらの記事で詳しく解説しているのでチェックしてみてください。

我が家では長男が小6の時に塾の補助用としてスタサプを利用しました。当時は私がサポートをしていました。我が家の場合、小学生の頃は親のサポートが必要でした。中学生になると、学校の授業の補助としてスタサプを活用していました。このころには長男が勝手に使っていましたよ。完全に親の監視対象外でした。(←ずいぶんと自立したものです)

クラブチームの練習に向かう電車の中でその日の授業の復習をしていたようです。おかげで、進度の速い中高一貫校の授業にもなんとかついていけました。

参考記事

【スキマ時間学習③】リスニングをする

スマホで英語の音声を持ち歩けばいつでもリスニングの練習ができます。ほとんどのテキストがQRコードで音声が聞けるようになっているので積極的に活用してみましょう。

↑ニューホライズンの教科書です。左上にQRコードが付いています。

教科書を完コピするくらいの気持ちで何度も聞いて音読すればリスニング力アップは間違いなしです。

「発音できない=聞けない」です。正確に発音できるようになれば必ず英語が聞けるようになります。

【スキマ時間学習④】読書をする

読書をすることで読解力、表現力、思考力などが自然と身につきます。楽しみながら学力がつくのが良いですね。

【スキマ時間学習(番外編)】ストレッチ

授業の合間の休み時間などにストレッチを取り入れるのも効果的。ストレッチは血流の流れを改善して集中力を高める効果が期待できます。気分転換にもいいですよ。

 

【超簡単】スキマ時間学習のための工夫

ちょっとした工夫をするだけでより効果的にスキマ時間学習ができます。

すぐに取りかかれるようにする

短時間でするのですぐに取りかかれるようにするのが大切です。常に持ち歩けるのものがいいですよね。授業動画は携帯でみれるなど大変にお手軽ですが、携帯を開いたらついつい違うことをなんてことにならないように注意しましょう。

また、5分あれば何、10分あれば何、30分あれば何などあらかじめすることを決めておくと迷わずにスキマ学習に取り組めます。

ルーティン化する

通学時間や移動時間、寝る前の10分間など、スキマ時間の勉強をルーティン化しておくのがオススメ。2週間続けることができれば行動がルーティン化できるものです。




 

終わりに

ロクバン
最後まで読んでいただきありがとうございます。

今回の記事では忙しい中学生向けにスキマ時間の学習方法』を詳しく解説しました。

スキマ時間の学習方法として

  1. 暗記科目をする
  2. 動画授業を見る
  3. リスニングをする
  4. 読書をする

を紹介しました。スキマ時間を有効活用すれば学力向上間違いなしです。頑張ってください!

さて、忙しい中学生にとって、時間を有効に使うための最初の一歩は授業を集中して受けることです。授業をいい加減に受けているようでは、成績は上がりません。成績の良い生徒は間違いなく授業を集中して受けているものです。このことは忘れないでください。

ロクバン
このブログではサッカーと勉強の両立(=文武両道)について情報発信をしています。興味をもっていただければ他の記事もチェックしてみてください。

 


メガスタなら無料で資料請求ができます。まずは資料請求から!

 




 

 

 

 

 

 

 

-中学生, 勉強