サッカー文武両道

文武両道で大学受験!勉強と部活の両立を体験談を交えて解説

サッカーと勉強を両立して医学部進学を目指す中高一貫校生の父親のブログです。サッカーと勉強の両立を目指す上で有益なノウハウを発信しています!

部活と勉強の両立は多くの高校生が直面する問題です。

部活で時間を取られるのですから、大学受験には不利になってしまうのでしょうか?

「もう部活はやめた方がいいのかなぁ?」と思いかも知れませんが、ちょっと待ってください。

中高一貫校でサッカー部に所属しながら、医学部合格を目指す子供を持つ父親の体験談を紹介します。

この記事を書いたのはこんな人

 ロクバン

  • 現在、中高一貫校の英語教師。この間、サッカー部顧問の経験あり。
  • 九州地方在住の二児の父親。
  • 長男は中高一貫校に通いながら強豪クラブチームに入団するも、補欠を経験。ビッグマウスですが、医学進学を目指して奮闘中。
  • 長男のサッカーと勉強の両立をサポートする中で得た、知識や経験を情報発信。
  • サッカー少年達が勉強の大切さに気づき、勉強を頑張るのを応援することを(大げさですが)このブログのミッションとしています。

勉強と部活を両立するメリット

集中力と体力がつき、引退後からの伸びが期待できる!

部活をしていれば、勉強時間が限られます。短時間で成果を出さなければいけないので、集中して勉強しなければいけません。

結果として、集中力を身につけて、密度の濃い勉強ができるようになります。

運動部なら、厳しい練習で、精神的にも肉体的にも鍛えれれます。大学入試だと、直前期には1日10時間以上も勉強することになりますが、持ち前の体力で乗り切ることができます。

成績が思うように伸びずに、精神的にも追い込まれることもありでしょうが、部活で培った精神力で乗り越えることも可能です。

大学受験は思い通りにならないことの連続です。部活で鍛えた精神力や体力はきっと受験でも役立つはずです。

逆算思考が身につき、志望校合格から逆算して合理的な努力ができる!

スポーツの世界では、「試合に勝つためには何をするべきか?」のように、目標から逆算して、「今、何をするべきか?」を考えることを学びます。

目標から逆算して、足りないものを見極めて、その改善に取り組む考え方を「逆算思考」と言います。

「逆算思考」は大学受験にも役立ちます。

「志望校合格のために何をすべきか?」を考えることができれば、志望校合格に向けて効果的な努力ができます。

コミュニケーション能力を磨き、今後のキャリア形成に役立つ!

部活では、部員同士の協力が不可欠です。時には軋轢も経験するかもしれません。

また、部活によっては、顧問の先生は口出しせずに、「練習内容」から「選手決め」まで、選手だけでするようなケースもあります。

このように選手主体でチーム力を高める試みを、スポーツの世界では「ボトムアップ式指導」と言います。

進学校の部活なら、ボトムアップ式の指導をしているケースも少なくありません。こうした経験を通して、コミュニケーション能力が磨かれます。

大学受験に直接影響は大きくないかもしれませんが、今後のキャリア形成において役立つスキルです。

部活をするデメリット

唯一にして最大のデメリットは勉強時間が削られることです。

大学受験においては、やはり勉強量が大事です。余程、勉強の才能がある人以外では、勉強しないで成績が上がることはありません。

【実録】我が家の文武両道体験談

インターハイ予選は3回戦で敗退するも…

我が家の長男は小1から地元サッカーチームでサッカーを始めました。

小学時代はサッカーと両立しながら、中学受験。無事に地元の中高一貫校に合格を頂きました。

中学では、中高一貫校に通いながら、強豪クラブチームに入団。チームはインターシティカップまであと一勝まで迫るも敗退。本人は試合には絡めず、なんとも微妙な文武両道を実践してきました。

高校からは、部活でサッカーを続けました。

これまでクラブチームでしていたサッカーとは程遠いレベルの部活でしたが、チームメイトに恵まれてサッカーを楽しめたようです。

選手主体のボトムアップ式も長男に向いていたようです。最後のインターハイ予選では、県大会常連のサッカー推薦ばかりの強豪校をあと一歩のところまで追い詰めるも敗退しました。

部員たちは学力も高く、受験にも前向きに取り組んでいるようです。長男と同様に医学部を目指しているチームメイトもおり、刺激を受けながら勉強に取り組んでいます。

引退後は、競い合うように勉強して、今では勉強について口出しすることはほとんどなくなりました。

部活と勉強を両立する上で大切なこと

親として見極めておきたいのが、「部活の雰囲気」です。多くの進学校の部活には、勉強と両立するのが当たり前という雰囲気があります。(長男の学校もそうでした)

このようなケースだと、子供を信頼して見守るのがベストだと思います。確かに、部活をしている期間は勉強できる時間は減ります。しかし、暇な時間があるからといって全て勉強に使うとは限りません。

部活をしていると、チームメイトとの関わりが深くなります。チームメイトが友人であり、ライバルです。一人、二人、と勉強に熱が入ってくると、誰もが競い合うように勉強を始めます。

こうなれば、親の働きかけよりも、大きな刺激になります。

部活に勉強と両立する雰囲気があるなら、子供を信じて見守ってあげましょう。

勉強と部活を両立させるためのポイント

時間がないからこそ、受験勉強の早めのスタートが大事

時間が足りないなら、早くスタートするしかありません。「受験勉強にフライングはない」とはよくいったものです。限られた時間でも受験を意識した勉強を進めましょう。

部活を引退してから受験勉強を開始するのでは明らかに手遅れです。

勉強は学校中心で、授業や定期テストを大切にする

勉強する時間が取れないなら、授業をしっかり聞いて理解するように心がけましょう。とにかく、授業に集中するのが基本中の基本です。

部活で疲れて授業中に居眠りをしたり、集中できずにぼんやり授業を受けているようでは、両立はできません。

定期テスト前は部活が休みになるので、この時期はしっかり勉強時間を確保しましょう。

授業で理解→定期テストで定着が最も効率良い勉強方法です。

忙しいのは言い訳にならない、工夫して勉強時間を捻出する

部活で忙しいのはわかりきったことです。あとは工夫して勉強時間を捻出するしかありません。

  • 家に帰ると疲れが出て集中できないので、部活後に予備校の自習室で勉強して帰る
  • 朝1時間早く登校して、学校の自習室で勉強する
  • スキマ時間は単語の暗記と決めてルーティン化する
  • 練習のない日こそ長時間勉強する

このような工夫次第で、まだまだ勉強時間は捻出できます。

部活で忙しい人に役立つオンライン個別指導

授業で理解できればあとは演習あるのみ。それでも、理数科目や英語は授業だけでは理解が不十分になることがあります。

それでも塾に通う時間がない。そんな部活生におすすめなのがオンライン個別指導です。オンラインを使えば、部活のない時間を、通塾時間もなく、指導が受けれるので効率的です。

終わりに

今回の記事では、勉強と部活の両立について我が家の体験談を交えて解説しました。

当ブログでは、「文武両道」をメインテーマに情報発信をしています。興味を持たれた方は他の記事も読んでみてください。

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