勉強

【学習習慣】中学生でも勉強のやる気が湧き出るちょっとしたコツ。

はじめに

サッカー父さん
サッカーばかりでぜんぜん勉強しないの。高校入試は大丈夫なん?

そうですよね。サッカー推薦で進学するにしても勉強は大事。

学力不足で行きたい学校に行けなかったなんてことはよく耳にします。

さて、我が家はと言うと、

なかなか勉強に取りかからない我が子を見てイライラ。

ダラダラとスマホをいじってる姿を見ると言わなきゃいいのに、「勉強は大丈夫なん?」とついつい口にしてしまいます。もちろん、「ハイ」と素直に返事をするはずもなく。(涙)

今回の記事は忙しいサッカー中学生たちが、勉強のやる気が出るちょっとしたコツを紹介します。

今回の記事の内容

忙しいサッカー少年が勉強のやる気になるちょっとした工夫を紹介します。中学生にもなるとサッカーばかりしていたらいいわけではありません。勉強も頑張らないと学力不足で希望する高校に進学できないなんてことも。我が家の実践が少しでも参考になればうれしいです。

この記事を書いた人はこんな人

 ロクバン

  • 現在、中高一貫校の英語教師。この間、サッカー部顧問の経験あり。
  • 九州地方在住の二児の父親。
  • 長男は中高一貫校に通いながら強豪クラブチームに入団するも、補欠を経験。ビッグマウスですが、医学進学を目指して奮闘中。
  • 長男のサッカーと勉強の両立をサポートする中で得た、知識や経験を情報発信。
  • サッカー少年達が勉強の大切さに気づき、勉強を頑張るのを応援することを(大げさですが)このブログのミッションとしています。

詳しいプロフィールはこちらから。

 

勉強のやる気が出ない4つの原因

まずは勉強がやる気になれない原因を考えてみましょう。

  1. 勉強がわからない
  2. 目標がない
  3. 疲れている
  4. 誘惑が多い

どれも思い当たりませんか?

勉強がわからない

中学生になると学習習慣が大切ですね。サッカーで忙しくて勉強を疎かにしていると高確率で勉強が分からなくなります。

分からない→面白くない→やる気がでない

は当然のループで、やっぱり勉強が分かるようになるのは大事な要素です。

家庭学習ができなのであれば、塾やスタサプなどの映像教材を使って対策しましょう。

我が家はクラブチームに所属して塾に行く時間がなかったのでスタサプを活用していました。

目標がない

目標がなければ頑張る意味を見いだせませんよね。

目標設定は大事です。目標の高校があるとモチベーションは上がります。

進学先を考え出すのが3年生からというケースをよく見かけますが、志望校が決まるのは早ければ早いほどいいです。

普段から進学先の話などを親子ですると効果的です。

それでもやる気が出ないなら、身近な目標を見つけてみましょう。

「小テストに合格する」などスモールステップにすると効果的です。

目標を達成できたら、しっかり褒めてあげましょう。

どうしても、勉強しないと叱ることが増えてしまいそうですが、親が意識して、褒める場面を作ってみてください。

疲れている

単純に疲れていると勉強する気にはなりませんね。

サッカーで忙しいとどうしても疲れてしまいます。生活リズムを整えて、食事や睡眠を大事にしてあげましょう。

誘惑が多い

スマホ、ゲーム、漫画などなど。

誘惑は実に多いですね。「スマホの自室持ち込み禁止」や「スマホやゲームの○○時以降利用禁止」などのルールを設定する家庭も多いと思います。

ルールを決めても結局はなし崩し的に…。難しいですね。

我が家は使い方を子供に任せましたが、学習意欲が高まってくるとスマホを適切に利用できるようになりました。

我が家の場合は無理強いは逆効果でした。

 

勉強のやる気が出る3つのコツ

なかなか勉強をしない長男でしたが、間違いなく言えることは、「勉強しなさい」と言ってもほとんど効果がなかったということです。

「勉強しなさい」と言ってしまうときは、たいがいこちらもイライラしているので、長男も「やる気が失せたわ」と反発して、雰囲気が悪くなって終了です。

いかに、「勉強しなさい」と口にせずに、本人にその気にさせるかが大事ですよね。

ちょっとしたコツを3つ紹介します。

  • ポジティブワードを使う
  • 環境を整える
  • サポートに徹する

ポジティブワードを使う

私たちの依存症はドーパミンの分泌と密接に関係。

ドーパミンが分泌するような行動を心がけることで学習に取り組みやすくなることはよく知られています。

ドーパミン:この先、何かいいことがあると感じた時に出る。「快楽」を生み出し、依存症と関連

ドーパミンが分泌するケースとして

  1. 感動する
  2. 人に褒められる
  3. 報酬が得られる
  4. 達成感を得る
  5. 知識欲が満たされる

ドーパミンが抑制されるケースとして

  1. 強制される
  2. 難しすぎたり簡単すぎたりと感じる

が考えられます。

科学的にも「勉強しなさい。」と学習を強制するのはNGだと言えそうですね。

そもそも人からやらされている感覚があるとやる気が出てこないことは科学的にも証明されています。

そんなことわかってはいるけど、ほっといても勉強しないし…。どうしたらいいんだと頭を抱えてしまいますよね。

ついついいらぬ一言を。こんな経験は誰にでもあるのではないでしょうか。

そこで、我が家では積極的にポジティブワードを使うように心がけています。

小学生の頃から宿題をしていたり、本を読んでいたり、計算ドリルや漢字ドリルに取り組んでいると、「へぇー。宿題してるんだ。頑張ってるね。」と声をかけるように心がけていました。

今でも勉強している姿を見かけると積極的に褒めるようにしています。

普段から会話が少ないところに、「おっ、頑張ってるね。」と褒めてみてもわざとらしい。「親父が褒めるなんて」と逆に警戒されるのがオチなので、日常的なコミュニケーションを大切にしてください。普段から密な関係を築いた上で褒める機会を増やしたいですね。

もう一つ、

少し先の未来が想像できるような話をしてみましょう。

「順位表に載ったら周りの見る目も変わるね。」

「いい大学に入ったら尊敬できる友達と出会えそうだね。」

などなどでしょか。

勉強を頑張った先にある良いことが具体的にイメージできて、ワクワクできるような話をするように心がけています。我が家の場合はサッカーの練習をできる限り迎えに行くようにしており、帰りの車の中の時間に意識してこのような話をしています。

勉強にゲーム性を持たせるように、勉強時間を記入したり、制限時間を設けて学習に取り組んでみたりと工夫するといいかもしれませんね。

環境を整える

何かをする時には取り掛かるまでの手間によって、容易にする・しないが分かれる傾向があるそうです。

心理学者のショーン・エイカーによると「いい習慣を増やしたければそれをする手間を20秒減らし、悪い習慣を減らしたければそれをする手間を20秒増やす」と良いそうです。

「20秒ルール」という言葉を耳にしたことがあるのではないでしょうか?

20秒ルール:良い習慣を形成するためには20秒以内にできるようにする。悪い習慣を断ち切るためには20秒以上かかるようにする

例えば、家の中の整理整頓を心がけて、リビングテーブルでもすぐに勉強できるようにしておきましょう。

長男の部屋も整理整頓を心がけているので、机の上は広々としてテキストが広げやすいようにしています。帰宅後や入浴後にも勉強に取り掛かる手間が省けるようにテキストを広げたままにして置くのも効果的です。

長男(中3)と長女(小6)の学習机です。長女の机はまだまだごちゃごちゃしていますね。これでは気が散りそうです。

スマホのルールも見直したいですね。電源を切る、親が預かる、置く場所を決めるなどスマホがすぐに手に届かないようにすることは大切です。

長男は勉強する時はスマホはリビングの所定の場所に置く習慣が出来ています。(今のところは??)スマホに関してはまずは親自身が過度に使いすぎないようにしなければいけませんね。全ては子供の成長のためと思って頑張って我慢しましょう。

その他にも20秒ルールを意識して、勉強に取り組みやすく、スマホやゲーム・マンガなどの誘惑から遠ざかる環境。こうした環境を整えてみてはどうでしょうか?

サポートに徹する

行動が習慣化するにおおよそ2ヶ月間必要と言われています。

我が家では時間の長短は問いませんが必ず勉強するように心がけています。中学生にもなれば当たり前ですかね?複雑で負荷が大きい行動ほど習慣化するのに時間がかかる傾向にあるので、「必ず勉強すればOK」とする。

つまり、仮に疲労が溜まり長時間勉強する気になれなくても、5分だけでも勉強すればOKと気楽に考えると勉強を始めるハードルがグッと下がります。

中学受験の時は親がついて勉強をしていましたが、今では親のサポートは少なくなっています。勉強に気分が乗らないようだと「勉強は大丈夫?」と簡単に声を掛けることはありますが、極力、口出しはしないようにしています。

それでも、勉強の質問にくればわかる範囲で教えるますし、単語や用語の暗記には口頭問題を出してあげたりもします。

今のところ頼まれたことだけサポートを惜しみません。それでも、高校生にもなるとそのサポートも不要になるのでしょうか。

上から目線で「勉強しなさい」と強制することなく、子供の勉強をサポートすることだけ心がけてはいかがでしょうか?

 

 

まとめ

我が家で心がけている3つのコツを紹介しました。

休日やサッカーの練習のない日など時間にゆとりのある日はダラダラと時間を浪費することもあります。それでも毎日何かしら勉強しており、ノー勉で1日が終わるということはないようです。

テスト前などはもっと意欲的に勉強すれば…。と本当に思うのですが、子供の自主性を信じて、今は自主性の種を蒔いていると割り切っています。

イライラせず、子供を信じるようになりたいものですね。

 

オススメ

忙しいサッカー少年がサッカーと勉強を両立するのにオススメなのがスタディサプリ(スタサプ

口コミを紹介

家から学校までの距離が遠く、通学には片道1時間半かかっていたので、毎日家を出るのは朝7時前。放課後に部活動をして家に帰るのは20時過ぎの生活でした。塾に通う時間的な余裕がなく、いつでもどこでもできるスタディサプリは理想的な学習ツールでした。ただ、スマホを持つことが禁止されていた学校だったので、行き帰りの電車の中ではスタディサプリを開くことができず、家に帰ってからの短い時間しか活用できませんでした。

わからないところがあった時に、どの動画を見ればいいのかがすぐ見つけられないのが不便そうでした。アプリに付随した学習ガイド?などのようなものが冊子であれば、親も一緒に必要な動画を探してあげられるのに、と思ったことがあります。

中学生の母親

スタサプの評価をまとめてみると

メリット

  • 授業動画のクオリティーが高くわかりやすい
  • いつでもどこでも何度でもわかるまで視聴できて便利
  • 塾などに比べると圧倒的にコスパが良い

デメリット

  • 強制力がないので意志が弱いとサボりがち。主体性が必要

こんなところでしょうか。14日間無料体験があるのでまずは体験してみるのがオススメです。

使い方は色々で、先取り学習用や授業の復習用に活用できます。

映像授業を上手く活用すれば、効率よく学習できます。我が家もスタサプを使って勉強とサッカーの両立を進めてきました。

受験まで時間が限られていることを考えると、悩んでいるのがもったいない気がします。まずは試してみてください。

参考記事

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