中学生 勉強

塾の体験授業は何する?目的・受け方・流れなどを徹底解説

はじめに

塾に申し込む時は体験授業は受けるの?

体験授業を受けても入塾しないでも大丈夫なの?

今回の記事では塾の体験授業の目的や流れについて我が家の体験談を交えながら詳しく解説します。入塾を考えている中学生や高校生の保護者の方は参考にしてください。

ロクバン
簡単な自己紹介です

私は中高一貫校で英語の教師をしています。これまでに東大や京大、医学部など難関大学に合格した生徒をたくさん指導してきました。もちろん、英語が苦手で受験勉強に苦労した生徒もいましたよ。長年の受験指導で得た知識をもとに情報発信をしています

>>オンライン指導で日本最大級の実績【メガスタ】

この記事を書いたのはこんな人

 ロクバン

  • 現在、中高一貫校の英語教師。この間、サッカー部顧問の経験あり。
  • 九州地方在住の二児の父親。
  • 長男は中高一貫校に通いながら強豪クラブチームに入団するも、補欠を経験。ビッグマウスですが、医学進学を目指して奮闘中。
  • 長女は偏差値40台の中高一貫校に入学。系列大学の看護学部進学を目指しています。
  • 長男のサッカーと勉強の両立をサポートする中で得た、知識や経験を情報発信。
  • サッカー少年達が勉強の大切さに気づき、勉強を頑張るのを応援することを(大げさですが)このブログのミッションとしています。




塾の体験授業とは?

入塾を検討している生徒は体験授業を受けます。集団塾などでは実際の授業を、個別指導などでは1コマ(相当)の授業を受けます。「こんなはずではなかった」と後悔することがないように体験授業は必ず受けるようにしましょう。実際に塾側も体験授業をすすめてきます。

多くの塾では1回は無料の体験授業を受けることができます。塾によっては、有料な場合や複数回受けれる場合もあるので事前に確認しましょう。

メモ

「たくさん体験授業を受けて一番よかった塾を選ぼう」と考えるのは少しだけ注意が必要です。塾も商売なので良い話をしてくるのでついつい乗ってしまって・・・。ということもありえます。事前のリサーチは大事です。「この塾なら入塾してもいい。」と思える塾の体験授業を受けるようにしましょう。

 

体験授業の目的

体験授業の目的

  • 授業のレベル・内容・雰囲気を確認する
  • 講師の教え方を確認する
  • 他の生徒の様子を確認する

逆に、HPなどから得られるものとして下のような情報もあります。事前のリサーチは大事です。

  • カリキュラム
  • 合格実績
  • おおよその受講料

授業のレベル・内容・雰囲気を確認する

塾を検討すると、HPや友人などから塾の内容を確認すると思います。HPで書かれていることや友人の説明で「いいな!」と思っても、実際に自分の希望に合うものかどうかはわかりません。塾によって、レベル、進度、教材、などなど、様々です。評判の良いものが必ずしも自分に合うとは限らないので、実際に体験してみましょう。

講師の教え方を確認する

講師との相性は成績を上げる上で非常に大事です。同じ説明を受けても信頼できる先生から言われると納得感が増します。厳しい、優しい、前向きに声かけする、などなど、講師の個性は様々です。この先生なら信頼できると思えるかどうかチェックしましょう。

他の生徒の様子を確認する

他の生徒の様子を確認しましょう。集団塾では一緒に授業を受けることになります。一緒に授業を受ける仲間として良い刺激を受けれると良いですよね。また、授業を妨害するような生徒がいたり、それを管理できないような場合は問題外です。

 

体験授業の流れ

体験授業の流れです。

  1. 予約
  2. 来校
  3. 体験授業
  4. 面談
  5. 意思確認

【体験授業の流れ】予約

候補の塾が決まれば体験授業の予約を取りましょう。予約なしでいきなり体験授業を受けることはできません。

電話かHPから申し込むことができます。HPから申し込む場合は簡単な入力ホームがあるのでそれを入力しましょう。塾から折り返し連絡がきます。

体験授業の日時を決定してください。スムーズに予約を取れるように、親と子供の都合を把握しておきましょう。

【体験授業の流れ】来校

指定された日時に来校して、受付で体験授業を受ける旨を伝えてください。オンラインの場合は指定された日時にネット接続をしましょう。筆記用具など授業を受けるための準備は忘れないようにしましょう。教材は塾側が用意しています。

【体験授業の流れ】体験授業を受講する

集団授業の場合は他の生徒と一緒に体験授業を受けることになります。緊張するかもしれませんが普段通りリラックスして受けてください。既に入塾している人も最初は知らない人と一緒に体験授業を受けています。その意味では皆同じです。学年によっては保護者も授業の様子を見ることができます。見学したい旨は塾のスタッフに伝えてください。

個別指導の場合は普段しているスタイルの指導を受けることができます。体験授業の時の講師と入会後の実際の講師は違う場合があります。

【体験授業の流れ】面談

ほとんどの場合は体験授業の後にスタッフとの面談があります。この面談の際に気になることは質問しましょう。また、塾側から、レベル、志望校、教科などの要望が聞かれるのであらかじめ答えれるようにしておきましょう。志望校と自分のレベルがかけ離れたいたりしても気にする必要はありません。自分の考えていることを素直に相談してください。親身に相談にのってくれない塾は候補から外しましょう。

【体験授業の流れ】意思確認

入塾の意志を確認されます。入塾する場合は教科や曜日などを決めていくことになります。入塾を断る場合は曖昧に答えずにきちんと断ってください。失礼な態度にならないように気をつけてください。

「今回は体験授業をうけさせていただきありがとうございます。授業の内容はとてもよかったのですが、本人のレベルとは合わなかったようです。今回はお断りさせていただきます。」などと丁寧にお断りすれば問題ありません。入塾に際しては複数の塾と検討するはずなので断るケースは当然あります。

 

我が家の塾選び

中学受験をして中高一貫校に進学した長男の塾選びについて紹介します。

中学受験のために地元の大手進学塾に小4から入塾しました。直前期にオンラインの個別指導をお願いして無事に第一志望の中高一貫校から合格をいただきました。中学時代は塾には通わずに、高校1年生から理系科目の塾に入会しました。今回は高校1年生の時の塾の選びについて紹介します。

  1. 事前の情報収集
  2. 体験授業
  3. 個人面談
  4. 入塾

1 事前の情報収集

「数学の塾に行きたい」と本人から申し出があったので高1夏休みを前に塾の検討をはじめました。

映像授業より対面授業がいいと希望しており、この点は親子で意見が一致しました。そういう理由で対面授業の塾の情報収集をしました。

【候補1】地元理数専門塾

2つの長男の学校の御用達の塾があります。いずれも同級生が通っているので本人が友達から評判を確認。親はHPから知り得る範囲で情報を集めました。A塾とB塾の2つに絞りこみましたが、レベルと進度などからA塾を候補にしました。

【候補2】大手予備校

大手予備校で対面授業のC塾を候補にあげて、資料請求をして検討。

【候補3】オンライン個別指導

中学受験の時に利用していたオンライン個別指導D塾も当時の印象がよかったので候補にしました。

2 体験授業

まずは、地元理数塾A塾と大手予備校C塾を比較。レベルやコマ数などを考えるとA塾が第一候補。A塾とC塾で納得できなかったらオンライン個別指導を候補に引き上げて再検討する予定でした。

まずはA塾の体験授業を受講しました。

3 個人面談

体験授業を受けた後に個人面談を受けました。レベルの高い塾だったので「ついていけるのか?」「成績は上がる見込みがあるのか?」などといくつかの質問をしました。講師の先生も親身に対応していただき好印象でした。無料の体験授業を受けて本人の感想を聞いてみると、「ここなら成績が上がりそう」と前向きな答えでした。

4 入塾

本人に他の体験授業を受けて比較しないかと勧めましたが、第一希望の塾の印象がよかったようなので、本人は「ここに決める」とのことでした。本人の意向が一番大事ですし、同級生からの評判や合格実績もよかったのでA塾に申し込みました。

振り返り

結果的にA塾の体験授業だけで決めましたが、本人の印象も良く納得の結論です。本人もやる気になって通塾しているので親としても納得です。

 

おわりに

ロクバン
最後まで読んでいただきありがとうございます。

今回は「塾の体験授業」について我が家の体験談を交えて解説しました。

体験授業の流れは、

①予約→②来校→③体験授業→④面談

の順で進みます。どの塾も体験授業を実施しているので、入塾を決める前に必ず体験授業を受けましょう。「こんなはずではなかった・・」という後悔は絶対にしたくないですよね。

当ブログでは長男の学習をサポートする中で得た経験をもとに情報発信したいます。興味をもっていただいたら他の記事もチェックしてみてください。

 




-中学生, 勉強