勉強

【中高一貫校】中学サッカー少年の課題テストは大丈夫?

はじめに

中高一貫校に通い外部クラブチームに所属しながら医学部進学(成績は全然で恥ずかしい・・のですが)を目指す長男を応援する父親ロクバンです。

今回の記事は中2冬休みの長男の様子を書いたものです。

皆さんの参考になるような内容ではありませんが、同じような中高一貫校生やあるいは文武両道を目指しているサッカー少年のお父さんやお母さんに共感して頂き、親しみを持ってもらえればと思って書いているものです。

ロクバン
よかったら最後まで読んでみてください

この記事を書いたのはこんな人

 ロクバン

  • 現在、中高一貫校の英語教師。この間、サッカー部顧問の経験あり。
  • 九州地方在住の二児の父親。
  • 長男は中高一貫校に通いながら強豪クラブチームに入団するも、補欠を経験。ビッグマウスですが、医学進学を目指して奮闘中。
  • 長男のサッカーと勉強の両立をサポートする中で得た、知識や経験を情報発信。
  • サッカー少年達が勉強の大切さに気づき、勉強を頑張るのを応援することを(大げさですが)このブログのミッションとしています。

 




 

中高一貫校中2サッカー少年の冬休み

長男の所属クラブは1月3日の初蹴り以降、怒涛の試合ラッシュ。本人は楽しくサッカーをしているようで何よりですが、宿題や課題テストは大丈夫なのかと心配にもなります。

チームは新人戦県大会を突破して2月から地域大会(関東・関西などの区別)を控える。さらに、3月に開幕する地域リーグに向けて急ピッチでチームを仕上げています。

ロクバン
長男は相変わらずポジション争いでは後手を踏んでいますが…。(涙)

さて、年始のスケジュールを

1月4日から8日まで、5日だけオフを挟んで他府県に日帰り遠征。TRMをこなしまくります。

自宅を6時に出発し夕方以降に帰宅するなど、忙しいスケジュール。とにかく時間がない

長男は8日は始業式のため試合は休むことになります。

公立中学校とは日程が合わないのですよね。こういう休みがポジション争いにはかなり不利に…。仕方がないのですけど、ポジションは遠のいて行くばかり…。

さて、学校の方は、連休明けに3学期の課題テストがあるようです。

今回はそのお話。試験科目は国・数・英・理の4教科。数学と英語をメインに紹介します。

まずは試験範囲

数学:円の性質までの既習分野

英語:二学期期末までの既習範囲

数学の教科書は3年生用まで進んでおり、第7章三平方の定理を学習中。残りは第8章標本調査とデータの活用だけに。こちらは3学期中に終了し、中3からは高校の教科書に入ります。

英語は冬休みの宿題として『5 stage 英文法完成』のUnit 20・21・22です。Unit 22が最後のユニットになるので英語(主に英文法)も中学校範囲を修了することになります。

英文法に関しては、長男の学校では『プログレス21』と『5 stage 英文法完成』をメイン教材にしており、中学生用検定教科書と英文法の掲載順や難易度に違いがあるので一概には言えませんが、仮定法以外は全て検定教科書3年分を学習していることになります。

多くの中高一貫校では数学・英語に関しては中2までに中学内容の学習を終了し、高1で高2内容、高2で高3内容を学習すると思います。実際に長男の学校ではそのようなシラバスになっています。

先取り学習こそ中高一貫校生のアドバンテージであると個人的には思っています。

 

高校入試のない中高一貫校生だからこそ・・・

ロクバン
ジュニア時代のチームでの初蹴りがありました。それに参加した時の話です。

公立中学校の選手の親は高校をどこにするかを考え始めているところです。当然と言えば当然で、その先の文理選択や大学入試まで考えが及んでいるかと言えば…。いわずもがなですよね。(サッカー少年の親ですから、どの高校でサッカーするか?がメインの話になるのですが…。)

中高一貫校生の長男の場合は高校は既に決まっています。話題は「大学はどうする?」です。もちろんまだまだ中学生ですし、判断力も幼稚なので今思っていることはどんどん変わって行くのでしょうが。それでも、大学入試を見据えているのはかなり大きいなアドバンテージでしょう。

中3といえば高校入試。しかし、高校入試のない中高一貫校生だからこそ、長男には「中3は高校生になったつもりで勉強しないといけないよね。」という話はよくしています。実際に長男の学校では中3からは数学・英語に関しては高校内容が始まります。

中高一貫校生のいわゆる「中だるみ」が心配になりますね。

中だるみしても周りは大学入試を見据えた(学校によりけりなのかもしれませんが、それなりに優秀な)生徒ばかりなので、自然と勉強にシフトしていくものです。

一年間先取りしている事実は大きく、中3の中だるみを経て高1から意識が変わっていけば十分大学入試に間に合いますし、仮に高1まで中だるみしても高2で意識が変われば、授業がすでに終わっているので、巻き返すことも可能です。このバッファは大きい。

高校受験組のように、「さぁ、高校合格。ここから大学入試に向けて。」となるよりも明らかに中高一貫校生は時計の針が先に進んでいます

思春期真っ盛りの中学生にとって、もちろん精神的にすっかり成長している中学生もいますが、勉強にしっかり取り組ませたり、内申点をしっかり取り組ませたりというのはあまりにも不確定要素も多く、難易度も高いというのが個人的な見解。

そういった訳で、高校入試を回避して、まだまだ親がコントロール可能な小学時代に中学受験を目指したという側面もあります。

この時期は成長の度合いが早い女子の方が男子より有利に働きそうですよね。実際にサッカーに明け暮れる長男の所属のサッカークラブの選手の多くは成績が下がっているようです。(おい、笑い事ではないですよ。危機感持ってっとツッコミを入れたくもなるのですが…。)

長男は成績はなんとか成績を現状維持しています。忙しいサッカーとの両立の中で健闘しているといえば健闘してるのでしょうが…。親的にはクラブチームから部活に移行する高校生からもっと…と期待しているのですが(親バカでしょうか??)

サッカーに明け暮れた冬休みが終わりました。長男は課題考査でどんな結果を残すのでしょうか?全然、勉強時間が足りてなさそうなので期待薄なのは間違いないです。

(苦笑)やる気になるのをただひたすら待つのみです。(オイッ)サッカー文武両道を目指す皆さん!一緒に頑張りましょう!

 

おわりに(追記)

多くの中高一貫校では、中高6年間で履修すべき内容を高校2年生までに終わらせます

長男の学校でも、中学2年生までに中学3年間の内容を学習し、中3で高1、高1で高2、高2で高3内容を終わらせて、高3からは大学受験の演習をします。

とにかく進度が早いので、ちょっとしたこと

例えば、

「中学受験が終わって気が抜けた」

「趣味やスポーツに夢中になった」

「病気などでしばらく学校を休んだ」

などの原因で成績が低迷してしまう人がいるんです。

周囲のレベルが高いこともあり、いったん成績が低迷するとそこから抜け出すのがとても困難です。やがて自信ややる気を失って下位に定着してしまう人が一定数いるものです。

中高6年間を下位でずっと過ごすことから「深海魚」などと言われたりします。ホントつらいですよね。

でも、私が言いたいのは、

そんな生徒たちでも難関の受験に合格したのです。元々の学力は十分なんですよ。このことは忘れないで欲しいです。

わからなくなった箇所を特定し、分かるようにしてあげることで、自信を回復し、やる気が出てきて、成績が回復していくはずです。

ロクバン
私自身も中高一貫校の教師をしています。そんな生徒たちをたくさん見てきました。

成績が低迷して苦しんでいるお子さんを責めるのではなく、まずは自信を回復させてあげることです。そのためにはも、本人を責めるのではなく、プロに任せるのが最適解です。

ただただ勉強を教えてもらうだけでなく、課題を発見し、解決策を提案してもらうなど、学習の目標に導いてくれる存在が大事になってきます。

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ロクバン
有名大学出身の講師です。成績をあげるために自身がしてきた経験があるんです。勉強の仕方に精通してるんですよね。

 

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