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【リアル】サラリーマン共働き家庭には中高一貫校で医学部志望は無理なのか?【1ヶ月の教育費】

はじめに

悩み父さん
私立中高一貫校に行かせたいけど学費が高くて無理かな?
悩み父さん
サラリーマン家庭から医学部を目指すなんて無謀かな?

そう思っていませんか?

今回の記事では共働きサラリーマン家庭から私立中高一貫校に通いながら医学部進学を目指す長男の1ヶ月の教育費を紹介します。結論から言うと「お高い」です。(悲報)。それでも、我が家でもなんとやりくりしています。教育は子供の未来への投資と思って頑張りましょう!

この記事を書いたのはこんな人

 ロクバン

  • 現在、中高一貫校の英語教師。この間、サッカー部顧問の経験あり。
  • 九州地方在住の二児の父親。
  • 長男は中高一貫校に通いながら強豪クラブチームに入団するも、補欠を経験。ビッグマウスですが、医学進学を目指して奮闘中。
  • 長女は偏差値40台の中高一貫校に入学。系列大学の看護学部進学を目指しています。
  • 長男のサッカーと勉強の両立をサポートする中で得た、知識や経験を情報発信。
  • サッカー少年達が勉強の大切さに気づき、勉強を頑張るのを応援することを(大げさですが)このブログのミッションとしています。




 

我が家の基本情報

地方在住共働き世帯のスペック

まずは我が家の家族構成を紹介します。地方都市在住の標準的な共働き世帯です。

  • 【父】40代 私立中高一貫校教員
  • 【母】40代 看護専門学校教員
  • 【長男】高1 私立中高一貫校在学中
  • 【長女】中1 私立中高一貫校在学中

私は中高一貫校勤務。勤続年数25年で部長クラスです。妻は看護師をしていましたが、長男が生まれてからは夜勤がない系列病院の看護専門学校の教員をしています。地方在住の中小企業勤務の共働き世帯です。世帯年収も標準的です。

2人の子供は私立中高一貫校に通っています。長男は(ビッグマウスで恥ずかしいのですが)医学部志望。長女は現在通っている学校の系列大学看護学部進学を目指しています。今回はサラリーマン家庭から中高一貫校に通いながら医学部を目指している長男の1ヶ月の教育費を深掘りしていきます。

中高一貫校から医学部進学を目指す長男のスペック

まずは、長男スペック。中高一貫校に通いながら(結構本気で)学部クラブチームに所属してサッカーをしています。

中学基本スペック

  • 【学校】私立中高一貫中学校
  • 【サッカー】サッカークラブチーム所属
  • 【塾】なし
  • 【習い事】なし

中学時代費用

学校関係費

  • 授業料 22500円
  • 教育充実費 6000円
  • 教材費 3000円
  • 生徒会費 1000円
  • 後援会費 2300円
  • 特別事業費 1500円
  • 旅行・卒業積立金 5000円

学費合計 413000円

  • JR定期 6360円
  • バス定期 4380円

※実際には3ヶ月毎に定期を購入しています。上記は月割した額です。

交通費合計 10740円

学校関係費合計 52040円

※不定期で教材代、模試代、検定代などが上記の費用にプラスしてかかります。

サッカー関係費

  • 会費 8500円
  • 交通費 約4560円

※交通費は平日週3回片道(行き)分。休日と帰りは車で送迎。多少の変動あり。

サッカー関係費合計 13060円

※不定期で道具代(スパイク・ソックスの消耗が激しい)、プロテイン代、遠征費などが上記の費用にプラスしてかかります。

合計 65100円

結構な出費です。

高校時代費用

ここからは高校進学後のスペック。

高校基本スペック

  • 【学校】私立中高一貫高校
  • 【サッカー】高校部活
  • 【塾】理系専門塾
  • 【習い事】なし

高校時代費用

学校関係費

  • 授業料 22500円
  • 教育充実費 6000円
  • 教材費 3000円
  • 生徒会費 1000円
  • 後援会費 2300円
  • 特別事業費 1500円
  • 旅行・卒業積立金 5000円

学費合計 41300円

  • JR定期 8280円
  • バス定期 8640円

※実際には3ヶ月毎に定期を購入しています。上記は月割した額です。

交通費合計 16920円

中学時代とは変わらなのですが、高校進学後を高等学校等就学支援金制度があり、世帯年収によっては授業料が実質無料となります。まずはその解説から。

【高等学校等就学支援金制度】

保護者(二人の場合は合計)の収入が

590万円未満 → (年額)396000円 つまり(月額)33000円

910万円未満 → (年額)118000円 つまり(月額)9900円

上記の金額が授業料のみから減額されます。注意が必要なのが、授業料のみから減額されます。

長男の中学校の場合、授業料の22500円からのみ減額されます。その他の項目から減額することができないのです。つまり最大で22500円の支援しか受けれないことになります。

例えば、

590万円未満の家庭の場合

  • 授業料 0円
  • 教育充実費 6000円
  • 教材費 3000円
  • 生徒会費 1000円
  • 後援会費 2300円
  • 特別事業費 1500円
  • 旅行・卒業積立金 5000円

学費合計 18800円

910万円未満の家庭の場合

  • 授業料 12600円(22500円ー9900円)
  • 教育充実費 6000円
  • 教材費 3000円
  • 生徒会費 1000円
  • 後援会費 2300円
  • 特別事業費 1500円
  • 旅行・卒業積立金 5000

学費合計 31400円

授業料負担が実質無料と言われていますが、実際には違います。この点には注意が必要です。

月額最大33000円の支援の恩恵を最大限に受けれないことから、教育充実費などを授業料に組み込んで授業料は値上げするが、就学支援金を満額受けれるようにする学校もあります。(長男の学校は違いますが…)

ちなみに我が家は共働き家庭で、世帯収入が910万円を超えるので支援を受けることができません。

サッカー関係費

高校からは部活でサッカーを続けるので、経費はかかりません。不定期に用具代がかかる程度です。

高校からは理系科目(特に数学)だけでも通塾しています。

塾関係費

月謝 40000円

※数学6時間/週・理科2時間/週

塾関係費合計 40000円

高校生の通塾費用は結構な出費です。

合計 98220円

 

終わりに

改めて計算すると相当な経費がかかることがわかります。私立高校+通塾は標準的なスペックだと思うのですが、それでもこの金額です。さらに、医学部受験を目指すとなると出費が増えることでしょう。医療者の家庭と我が家では資金力に大きな差があります。親の覚悟も問われますね。

最後まで読んでいただきありがとうございます。当ブログでは医学部進学を目指す長男の体験をもとに情報発信しています。興味をもっていただければ他の記事もチェックしてみてください。




 

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