目次
はじめに
長男は中高一貫校に通いながらクラブチームでサッカーをしています。そんな長男をハイレベルなサッカーをさせつつも医学部に合格させようと企むなんとも図々しい父親のブログです。
冬休みをダラダラと過ごした挙句、冬休み明けの実力考査は過去最低の結果に。オイッ!
次の学年末考査は友達に刺激を受けてか、過去最高の結果に。アレッ?
良いのか、悪いのか。イヤイヤ、良くはないですよね。
モチベーションのあるなしで成績が乱高下してしまうようでは、問題大アリ。日頃からしっかりと勉強していれば成績は安定するはずでし、そうあって欲しいものです。
勉強しないわが子をその気にさせるためにあの手この手を試してみました。が、結局はどれも効果はナシ。
我が子が勉強する気になったのは友達の影響でした。
今回は勉強友達は必要なのかを解説する記事です。
この記事を書いたのはこんな人
- 現在、中高一貫校の英語教師。この間、サッカー部顧問の経験あり。
- 九州地方在住の二児の父親。
- 長男は中高一貫校に通いながら強豪クラブチームに入団するも、補欠を経験。ビッグマウスですが、医学進学を目指して奮闘中。
- 長男のサッカーと勉強の両立をサポートする中で得た、知識や経験を情報発信。
- サッカー少年達が勉強の大切さに気づき、勉強を頑張るのを応援することを(大げさですが)このブログのミッションとしています。
勉強友達に刺激を受けた長男の実話
学年末考査前の週末、なんだか部屋から出てこないなぁと思っていたら、河野玄斗のYouTubeライブで10時間勉強に挑戦していました。
(父)「どうしたん?めっちゃやる気あるね?」
(長男)「今回は友達も気合が入っているんよね。」(長男)
なかなかやる気にならなかった長男が、友達から刺激を受けたことで、一気にモチベーションが爆上がりしたようです。
親なりに、いろいろと長男のモチベーションが上がるような声かけをしてきたつもりでしたが、結局は「友達最強」ということのようです。
本人がその気になることが成績を上げるには不可欠です。お互いを高め合えるような友達に出会えて親としても嬉しい限りです。
メモ
長男の勉強のモチベーションアップのために取り組んでみたことです。いろいろと失敗を繰り返してきました。お恥ずかしい。興味のある方は我が家の体験談もチェックしてみてください。
勉強友達がいるメリット
目的が似たもの同士が同じ環境に集まって切磋琢磨する。こうすることでお互いにモチベーションを高め、より高いレベルを目指すようになることをピア効果といいます。
また、見本となる人を真似することをモデリングといいます。
友達に刺激を受けて勉強のモチベーションが上がったり、成績の良い友達を真似してみたりなどは、実際に経験しているかもしれませんね。
勉強友達のメリットは既に体験済みという人も少なくないと思いますよ。
1.勉強に向かう姿勢で良い影響を受ける
人間は周囲の影響を受けるものです。周囲に毎日勉強する人ばかりいれば、自分も毎日勉強するようになりやすいです。逆に、まったく勉強しない人ばかりだと、自分も勉強しなくなるものです。
こうした傾向を、心理学では同調効果といいます。経験的にもなんとなく納得できますよね。
2.勉強方法などアドバイスを受けれる
テストの対策方法や各教科の勉強法などアドバイスをもらうことができます。また、学力の高い友達の勉強方法を真似するのも効果的ですよね。
学校の先生や塾の先生に相談するのも良いですが、身近な友達だともっと気軽に相談できます。
そうですよね。勉強以外でも、友達の影響を受けた経験は誰にでもあるのではないでしょうか?
先に紹介したように、長男も友達の影響で勉強をしっかり取り組んだようです。
勉強友達のデメリット
勉強友達がいること自体にはデメリットはないと思うのですが、友達と一緒に勉強する時には注意が必要です。
友達と遊んでしまう
ついつい気分転換でおしゃべりをはじめたら、おしゃべりに夢中になって時間を無駄にしてしまうことがあります。そんな時、「今日は遊んで明日から頑張れろう」などと自分の都合の良い理由をつけて遊んでしまったりしませんか。また、多数で勉強していると誰かが集中力が切れたら、自分にも伝染して集中が切れてしまうこともあります。気をつけたいですよね。
友達と比べてネガティブになる
自分の成績と友達の成績を比べてしまい、友達より劣っていると、「自分は勉強ができない」とネガティブな気持ちになることがあります。自信を失ってモチベーションが低下しないように注意しましょう。比べるのは友達ではありません。これまでの自分と比べて成長しているでしょうか?
どうやったら勉強が得意な友達ができるの?
中高一貫校の魅力
結論としては
勉強が得意な人がいるような環境にいること
です。
周りに勉強が得意な人がいないと友達になれるはずがないですよ。当たり前といえば当たり前の結論です。
親は子供の友達を選べません。でも、親でも子供の環境を整えてあげることはできます。
2人の子供を中高一貫校に入学させたのは、良い友達と出会えるというのが最大の理由です。
中高一貫校は受験勉強をして学力試験を突破した級友ばかりです。そのため、ある程度、勉強ができる生徒に囲まれて学校生活を送っています。勉強が得意な人がたくさんいます。
勉強が得意な人と友達になることで、よい刺激を受けてくれたら嬉しいですよね。
メモ
「勉強の得意な人と友達になろう」と言っていますが、「勉強が得意でない人とは友達になるな」ということではありません。人にはそれぞれ良いところがあり、勉強ができるできないだけが、人の価値を決めるものではありません。あくまでも「勉強が得意な人と友達になる」ことで、自分も勉強するようになったり、勉強の仕方を真似できたり、高い目標を持てたり、といった良い影響を受けれますということです。
学校以外の世界でも
もちろん中高一貫校に通わなくても学力の高い友達はできます。
入試のない公立中学校では、勉強が得意な人からそうでない人まで学力幅があるので、必ずしも勉強が得意な人ばかりの環境とは言えないかもしれません。
塾などに通うことで勉強が得意な人や勉強のモチベーションが高い人と出会えることもあります。
地元の塾で同じ中学校の生徒ばかりになってしまいます。市内の中心部にある大手塾だといろいろな中学校から勉強が得意な生徒が集まってきます。そういった塾に入塾するのもよい考えだと思います。
おわりに
思春期を過ぎると親のコントロールがなかなか効かなくなるものです。
中学生にもなると、親がいろいろと指図しても、おもい通りには子供は動かないものです。
親としては、子供の環境を整えてあげることが何よりも大切です。
当ブログでは勉強に対する情報を発信しています。興味を持っていただけたら、他の記事もチェックしてみてください。