目次
はじめに
長男は中高一貫校の通いながら医学部進学を目指しています。理想は高いものの現実は・・・。「もっと意識高く勉強したら?」とついつい愚痴をこぼしたくなるものです。それでもやるのは本人。親は我が子の奮起を期待してしっかり見守るだけですね。医学部志望の長男をサポートする日々を情報発信しています。
さて、長男は高校1年生の夏休みを過ごしています。学校の補習、塾の講習、部活とそれなりに忙しいスケジュールのようですが、実際のところはどうなのでしょうね?家にいる様子を見ていると、進んで勉強をしているようには見えません。(涙)
親の目には、ただただスケジュールをこなしているだけに映ってしまいます。もっと主体的に勉強して欲しいと思うのは求めすぎなんでしょうかね?
いずれにしても、我が家と同じ境遇の親御さんに共感して親しみをもってもらえればと思い我が家で取り組んでみたことを紹介します。長男のようにまだまだモチベーションの低い高校1年生にも実践できる内容です。即効性は期待できないかもしれませんが、この夏休みをきっかけに長男の中で何かの気づきがあれば嬉しいです。
この記事を書いたのはこんな人
- 現在、中高一貫校の英語教師。この間、サッカー部顧問の経験あり。
- 九州地方在住の二児の父親。
- 長男は中高一貫校に通いながら強豪クラブチームに入団するも、補欠を経験。ビッグマウスですが、医学進学を目指して奮闘中。
- 長女は偏差値40台の中高一貫校に進学。系列大学の看護科進学を目指しています。
- 長男のサッカーと勉強の両立をサポートする中で得た、知識や経験を情報発信。
- サッカー少年達が勉強の大切さに気づき、勉強を頑張るのを応援することを(大げさですが)このブログのミッションとしています。
夏休みを有意義にするための我が家の取り組み【3選】
我が家が実際に夏休みにしてみたことを紹介します。私から勧めたものもあれば、長男が自分で言い出したものもあります。
- オープンスクールに参加する
- 従兄弟に大学生活の話を聞く
- 一人旅に出かける
がっつりと勉強している訳ではないので恥ずかしい限りです。それでもまだまだやる気スイッチが入っていない高校1年生にも少しは参考になるものをあると思います。具体的に説明していきます。
オープンスクールに参加する
こちらは定番ですね。志望校はまだまだ定まっていませんが、医学部志望ということで近くの国立大学医学部のオープンスクールに参加することにしました。
ところがなんです。コロナ禍以降、大学オープンスクールの事前登録制が進んでいます。困ったことに、参加できる範囲の医学部のイベントは全てキャンセル待ちで申し込みができませんでした。(涙)
登録開始日に学校から帰宅後に登録しようとしましたが既に定員一杯になっていたんです。これにはちょっと驚いたのですが、完全に見通しが甘く反省材料ですよね。2年生では志望校も定まってきているはずなのでこのようなことにならないように開始直後に登録をしようと思います。
医学部は人気があり定員も少ないのですぐに枠が埋まるので注意が必要です。唯一医学部の主催で現役医師による記念講演が申し込めたのでそれだけ参加しました。当日は大学医学部の構内も散策しました。果たして、本人の意識は高まったのでしょうか?
長男曰く、「参加者の意識が相当高かったわ。」だそうです。自分はまだまだ甘いところに気づけたたででも収穫でしょうか?
従兄弟に大学生活の話を聞く
実家に帰省し時に超有名私立大学に通う従兄弟と話しをすることができました。大手商社に就職の内定を頂いたようです。大学生活についていろいろと話しを聞けたようです。身近にお手本のような存在がいるとありがたいですね。従兄弟の話には刺激を受けたようですが、規制から戻り日常に戻ると、その刺激も薄れてしまったような…(苦笑)
一人旅に出かける
正確に言うと友人と二人で東京に行きました。これは長男自身が言い出したものです。
韓国有名アーティストのライブを見に行ったようです。サッカークラブの遠征であちこちと出かけるのには慣れていましたが、自分たちで全てを計画してでかけるのはこれがはじめてです。1泊2日と短い期間でしたが、「楽しかった」と無事に帰宅しました。
ただ遊びに行っていただけで、勉強のモチベーションが上がるわけではないですが、自分たちでなんでもしなければいけなかったようです。少しは人間的に成長したと思うのは親の欲目ですかね?(苦笑)
夏休みを無駄にしない勉強は?
さて一応医学部志望の高1生の勉強の様子を紹介します。医学部志望ですなんて恥ずかしくて言えないレベルなのですが、一応紹介します。
九州地方では夏休みも午前中のみ学校の補習授業があります。実際のお休みは8月5日~15日までの10日間です。他の地方の方は違和感があるかもしれませんね。この期間は学校の授業の予習と復習中心で勉強を進めたようです。更に学校で出されている課題があるのでそちらの勉強です。九州ではこれが一般的です。
個人的には英語と数学の学習を追加で進めているようです。
高1夏休みの勉強法【英語編】
文法の総復習をしていました。
全レベル問題集英文法2入試必修レベル・共通テストレベルと全レベル問題集英文法3私大標準レベルの2冊を繰り返し回していました。薄い問題集なのですぐに1周できます。早い段階で英文法を仕上げると次の学習が楽になりますよね。というより医学部志望なら1年生夏休みまでには英文法はがっちり固めておきたいところでしょうか?
高1夏休みの勉強法【数学編】
青チャートⅠAⅡBの復習を進めているようです。授業はⅡBが間もなく終わるようです。2年生が終わるまでにはⅠAⅡBはある共通テストレベルはクリアしたいとところですが、どうでしょうか?親の目には全然演習量が足りていないように見えています。
高1夏休みの勉強法【夏期講習編】
地元の理系専門塾に夏期講習から通塾を開始しました。長男の学校の御用達の塾で、学校の進度の少し先を先取りしているようです。トップレベルは塾で先取りし学校の授業で復習するサイクルですすめています。中高一貫校なので学校自体も1年先取り(高1で高2内容を学習)しています。やっぱりトップレベルを目指すというのはこのスピード感について行く必要があるのですね。
高1夏休みで大事なこと
高校1年生では英語と数学の学習が非常に大事です。中学時代と違い、英語は英語コミュニケーションと論理表現、数学は数学Aと数学Ⅰのように科目数が増えるのです。進度も速くなるため一度わからなくなると大変なことになります。
成績上位の生徒は先取り学習を進めています。塾で先取りして学校で復習というサイクルで学習をしています。既に習った内容を復習するので理解も深まりますよね。東進ハイスクール・東進衛星予備校や河合塾マナビスなどの映像授業を活用している人も多いです。
映像授業は自分のペースで学習を進められるので非常に効率がいいです。ただし、費用もそれなりに・・・。自立して勉強できるのなら【スタディサプリ】動画授業で苦手を克服を有効活用することもできます。
将来を見越した文理選択
高2から文理に分かれます。つまり高1の間に文理選択をしなくてはいけません。長男は(実力は全然で恥ずかしいのですが)医学部志望なので理系に行くことが確定しています。
このままの学力では国立大学医学部に合格するのは厳しい。親としては最悪の場合も想定しておかなければいけませんよね。国立大学医学部の合格が叶わなかった場合はどうするのかある程度考えておく必要があると思っています。
前年ながら我が家の経済状況では私立医学部は不可能です。国立は医学部を受けるとなると、不合格だった場合は私立理系に進学することになります。学部は長男が決めるにしても、私立でも医学部以外なら通わせるだけの経済的な見通しを立てておく必要がありますね。こちらは親の役目なのだ私がしっかりと準備しておかなければいけません。
サラリーマン家庭から医学部を目指すのは本当に厳しいです。
まとめ
長男の夏休みの様子を紹介しました。勉強の意識はまだまだですね。本人が本気にならないことには医学部合格は困難です。もちろん、親が「勉強しろ」と言ってもいい結果にはなりません。親ができることは、本人が本気になるのをただただ見守るだけなのかもしれませんね。
最後まで読んでいただきありがとうございます。当ブログでは勉強とサッカーの両立をテーマに情報発信をしています。中高一貫校に通う医学部志望の長男の実体験にもとずいています。興味のある方は他の記事もチェックしてみてください。