この記事を読んでわかること
クラブチーム所属の長男は補欠。これまで公式戦出場時間はまさかの0分。
(バカ)親目線で見ると、一部の主力選手以外と比べたら、実力で劣っているとは思わない。それでもポジションを奪うことはできません。悔しいけどこれが現実。
レベルが上がれば、レギュラーと補欠の差は紙一重。強豪チームに入団すれば、それだけ熾烈なレギュラー争いが待ち受けています。
指導者(=見る人)が変われば一気にチーム内の立ち位置が変わる可能性は大いにあります。それぞれの指導者にはサッカー観があり、その指導者が率いるチームにはスタイルがあるものです。
そこで注目してほしいのはチームのスタイル。チームのスタイルにフォットする選手が重宝されるものです。これは疑いようもない事実なのです。
>>練習でアピールしてポジション奪取!練習で100%を出すために大切なこと
の記事を書いたのはこんな人
- 現在、中高一貫校の英語教師。この間、サッカー部顧問の経験あり。
- 九州地方在住の二児の父親。
- 長男は中高一貫校に通いながら強豪クラブチームに入団するも、補欠を経験。ビッグマウスですが、医学進学を目指して奮闘中。
- 長男のサッカーと勉強の両立をサポートする中で得た、知識や経験を情報発信。
- サッカー少年達が勉強の大切さに気づき、勉強を頑張るのを応援することを(大げさですが)このブログのミッションとしています。
チームのスタイルが大事な理由
スタイルの確立されたチームは戦力がブレない
Jリーグを見渡してみても、スタイルが確立されているチームの方がそうでないチームより戦力のブレがない。
横浜マリノスと言えばアタッキングフットボール。流動的なポジショニングから縦に速い攻撃。川崎フロンターレと言えばパススタイル。卓越した技術で相手を崩して得点を狙う。
スタイルがあれば選手が変わってもサッカーが変わりません。だから、チーム力も安定している。
最近は、サッカー選手の能力がデータ化されていると聞きます。スタイルが確立したチームは自チームのスタイルにフィットする選手をデータに基づいて獲得し、戦力を維持します。
高校サッカーを見渡しても、フィジカルの青森山田、テクニックの静岡学園のように、明確なスタイルが確立されているものです。
ジュニアユースチームと言えども、自分たちの目指すスタイルが確立されていて、街クラブにも育成の方針があり、チームのスタイルがあるものです。
長男所属チームのスタイルと練習メニュー
長男所属チームは個人の強さを前面に出して戦います。フィジカル重視でスピードとパワーが大切。選手はスピードとパワーを身につけ、それに技術を上乗せすることで個の能力を高めていきます。この方針にブレはない。
迷いがないからこそ徹底的に個の強さが磨かれていきます。
練習メニューも個の育成重視。徹底的に個の能力を高めることに練習は特化しています。
最初の30分はリフティング、ドリブルなど、さまざまなボールタッチメニューをこなす。残りの1時間30分はひたすらミニゲーム。狭めのコートに7人から11人程度の選手が入り、ゲームを繰り返します。
コートが狭いのでパスなどは繋がらず、必然的に個人でボールを扱う場面が増えます。また、狭い局面なのでフィジカルコンタクトも増え、強度の高い試合が続きます。
コンビネーションやポジショニングなどで崩すことはほぼほぼないのですが、個の技術が徹底的に磨かれていきます。
休日はほぼ一日中練習試合。
細かい戦術的な指示は少なく、個の強さを全面に出してゲームをします。戦術的な完成度は外から見ていると改善の余地はあるのかもしれませんが、それでも地域リーグに在籍し、全国大会まであと一歩のところまで勝ち上がるのですから、個人の能力は相当磨かれているのでしょう。
実際に高校では強豪校に進学し、戦術を学ぶことで成長する選手が多く、年代別代表選手やJリーガーにまで昇りつめたOB選手も数多くいます。
チームに加入する前に、スタイルは理解していたつもりでした。練習や試合は何度も見学して、チームの評判も十分に理解していました。
むしろ、パスやコンビネーションなど考えながらプレーする方がどちらかというと得意な長男にとっては個のレベルアップのために選んだという側面もあります。
ただ、その考えは甘く徹底的に跳ね返される結果になりました。
参考記事【補欠選手必見】サッカージュニアユース選手のベンチ外の日々
試合に出たければスタイルを見極めよう
試合に出るためにはスタイルを合わせるのが大事です。
指導者も当然スタイルに合ったプレーを評価するし、そのスタイルに合った選手がレギュラーに選ばれていきました。
もちろん、圧倒的な実力があればどんなスタイルであっても頭角を表すのでしょうが、長男のような平凡なポジションを奪うことはできませんでした。
チームを選ぶ前には、必ず候補チームの試合を視察してスタイルを確認しましょう。自分の得意のプレーで勝負できるのかどうかをしっかりと見極めることが大切です。
自分の弱点を克服するためにあえて違うスタイルのチームを選ぶこともあります。どちらかというと我が家もこの考えでした。ただ、注意が必要で、想像以上に苦労します。
やっぱり選手は試合に出ることによって成長するのは間違いありません。
参考資料補欠くんでは終われねぇ!【中村俊輔・中村憲剛・本田圭佑・内田篤人編】
まとめ
サッカーに限らず自分の強みで勝負するほうが結果は得やすいものです。また、試合に出ることで成長できることはたくさんあります。自分のスタイルにあったチームでサッカーをする方が、試合に出る出ないにかかわらずサッカー選手として幸せなのかなと思いました。
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サッカーのサポートいつもお疲れ様です。
お仕事や家事で忙しい中、送迎や食事の準備など頑張っていることだと思います。私の周りのお父さんやお母さんも熱心にサポートしている方が多く頭が下がる思いです。
これもすべて深い愛情ですよね。いろいろと口出ししたいことはあるかと思いますが、やるのは子供なので親ができることは、こうした献身的なサポートだけなのかもしれませんね。
レギュラーを奪い返すには、毎日のトレーニングアピールするしかありません。しっかりと休息をとって毎回のトレーニングで100%を出すことです。
我が家では食事だけでは補えない栄養をアスリート中高生の成長期を応援【アップグレードPRO】で補うようにしています。
妻も仕事を持っていて忙しく毎日の食事には気をつかっているのですが、なかなか完璧にはできません。
サプリがあれば必要な栄養を手軽に補えるのです安心です。
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