このブログはサッカーと勉強を両立(=文武両道)して目標の高校や大学に合格するためのノウハウを発信しています。
今回は「なぜ我が子がサッカーチームで補欠になってしまったのか?」をテーマの記事です。
補欠で苦しんでいる方、チーム選びに悩まれている方、そのようなサッカー少年のお父さんやお母さんの参考になれば嬉しいです。
この記事を書いたのはこんな人
- 現在、中高一貫校の英語教師。この間、サッカー部顧問の経験あり。
- 九州地方在住の二児の父親。
- 長男は中高一貫校に通いながら強豪クラブチームに入団するも、補欠を経験。ビッグマウスですが、医学進学を目指して奮闘中。
- 長男のサッカーと勉強の両立をサポートする中で得た、知識や経験を情報発信。
- サッカー少年達が勉強の大切さに気づき、勉強を頑張るのを応援することを(大げさですが)このブログのミッションとしています。
>>練習でアピールしてポジション奪取!練習で100%を出すために大切なこと
目次
【補欠で苦しむ日々】サッカージュニアユース時代の長男
まずは長男について紹介させてください。
ジュニア時代は地元サッカー少年団で活動。主力選手として活躍していました。
ジュニアユースでは高いレベルでサッカーをしたいと思い、地元では強豪の街クラブに入団したのです。
入団の経緯に関心のある方はこちらの記事をチェックしてみてくだい。
長男のクラブは地域リーグに所属しており、これまでに多くのJリーガーを輩出してきました。
セレクションがないかわりに、1学年50名程度の選手が入団します。いずれもジュニア時代は主力として活躍した選手ばかりです。
入団するまでは、なんだかんだで試合に出れるだろうと考えていたのですが、そんな考えは完全に甘く、3年間を補欠として過ごすことになりました。
見事なまでに補欠の3年間でした(涙)。
3年間補欠で苦しんだ長男の気持ち
そんな補欠の3年間を過ごした長男ですが、振り返ってみると、実は「楽しかった」と口にしているんです。(本心は悔しくてたまらないのかもしれませんが・・)
公式戦こそ出場できなかったのですが、チームメイトはみな上手で、彼らとするハイレベルなサッカーは楽しかったようです。カップ戦やトレーニングマッチでは、J下部チームをはじめ、強豪チームと試合をすることができたのもよかったようです。
それでも、公式戦の出場機会が得られず、独特の緊張感を体験することができないままに3年間が終わってしまいました。それはそれで悔しかったに違いありません。
選んだチームによっては公式戦の出場機会を得れたであろうし、複雑な気持ちのはずです。
3年間補欠を見守った親の気持ち
サッカーをするのは本人なので親としてはただただ見守るだけしかありません。
もっともっと出来るのではないかと思うこともありましたし、ポジションを奪い取る気持ちが足りていないのでは、と思ったこともあります。
でも、全ては本人次第です。
試合に出れずに悔しいのに、親が厳しく要求してサッカー時代が嫌になっても困ります。実際に試合に出れずチームから離れた選手もいる中で、3年間やり抜いたのは立派だと思うべきでしょうか?
自主練、坂道ダッシュ、食事面など本人なりに工夫をしたのだと思いますが、レギュラーを奪えなかったということは、レギュラー陣に比べてまだまだ甘かったということなんだと思います。
サッカーで上を目指す覚悟があるなら、悔しい経験も成長の原動力になるのでしょうが、そうでないのであれば、レギュラーとして活躍出来るチームでのびのびとサッカーをする方が純粋にサッカーを楽しめるとおもったのが本音です。
なぜ長男は補欠として3年間を過ごすことになったのか?
なぜ長男は補欠として3年間を過ごすことになったのでしょうか?その原因を考えてみます。
シンプルに言えば、「サッカーの実力不足」以外のなにものでもありません。これは実力を上げることしかありません。
ただ同時に、「サッカーの実力以外のもの」にもう少し目を向けていたら、結果が変わっていたのかもしれないと思っています。
経験者なりに思う、補欠になってしまった原因を紹介します。
補欠になってしまった原因
- チーム選びが甘かった
- フィジカルで劣った
- メンタルで負けた
具体的に解説していきます。
【補欠になった理由①】チーム選びが甘かった
元も子もないのですが、選んだチームが間違っていたということです。
試合を経験することで選手は育ちます。勝って嬉しいのも試合に出ているからで、負けて悔しいのも試合に出ているからです。
主力選手として活躍できそうなチームを選ぶべきだと思っています。
強豪チームにチャレンジする時点で補欠もあり得ることはある程度覚悟をしていたのですが、それでも多少は試合に絡める妥当と甘い見通しでした。
前述のように、所属チームにはセレクションがなかったので、希望すれば誰でも入団することができます。ただ、練習と体験した段階で有力選手にはお誘いの声がかかるものです。チームの主力を担えるくらい評価してくれるチームに入団する方が選手としては(良い意味で大切に扱われ)幸せだと感じました。
もちろん体験の段階で長男にはお誘いのようなものはありませんでした。
もう一つ大切なのは、チームのスタイル。
個人技重視、ポゼッションスタイル、フィジカル重視などなど。チームのスタイルと自分が得意なプレーが一致している選手の方が評価してもらいやすいものです。
もちろん、自分の苦手なプレーを鍛えることで選手としての幅を拡げるという考え方もできますが、試合に出るにはスタイルと自分の得意が一致している方が確実に有利だと思います。
【補欠になった理由②】フィジカルで劣った
ジュニアユースは成長段階で最も差が出やすい年代です。成長段階で差がある選手が同じピッチで競っている状況になります。
身体が大きくなるにつれてプレーの幅も拡がるものです。技術力や判断力よりも単純なスピードやパワーの差で決着がつく場面が多々あります。中3くらいになるとフィジカル差が埋まってくるような印象を持っていますが、それまで優位にプレーしていた選手の方が試合経験を積みやすいですし、チーム内の序列も上がりがちだと思います。
チャンスの数も限られてきます。チーム内の序列をひっくり返すのは外から見ているよりは困難なものです。
もちろん、フィジカル差を埋めるための努力や工夫は長期的に見ると必ずいきてきます。ジュニアユースで苦労した選手が序列が一旦なくなったユースから活躍する例はすくなくありません。
ただ、試合に出るという意味ではフィジカルで劣ると不利なのは間違いないと思います。
メモ
成長期のこの時期は身体作りに大事な時期です。食事・睡眠・休息の質を高めて身体を大きくしたいものです。毎日、栄養のバランスが取れた食事の準備が大変だと感じていませんか?我が家ではアスリート中高生の成長期を応援【アップグレードPRO】を愛用しました。1日一杯で成長期に必要な栄養を摂取できるのがありがたいです。
【補欠になった理由③】メンタルで負けた
チームのレベルが上がれば上がるほどレギュラー争いは熾烈になるものです。
実際に実力差は紙一重です。ポジションを奪いたければ、日常の練習でライバルに勝って、チャンスをもらい、そのチャンスを活かすしかありません。
目の前の1対1に勝つ。走りの練習で勝つ。チーム内の競争を勝ち抜くには負けん気がとても大事になります。まずはチーム内のライバルに勝つことでしかポジションを奪うことは出来ません。
負けん気の強さは大事です。
補欠を乗り越えて、それでも伝えたいこと
試合に出れずに悩んでいる選手に伝えたいことがあります。
補欠になった原因を列挙しておきながら言うのも何ですが、結局は自分が選んだチームなんです。
チームが悪い、指導者の見る目がない、あいつには敵わない、などなど、他人に理由をもとめて諦めたら成長は止まります。
与えられた環境で頑張ることでしか状況を変えることはできません。仮にポジションが奪えなかったとしても、必死に努力したそのプロセスは自分を成長させます。仮に、今成果がでないにしても、必ず花開くと信じて前向きに努力をつづけることが大切なんだと思います。
終わりに
ジュニアユースの3年間を補欠で過ごした経験をまとめてみました。
レベルが上がれば上がるほど力量の差はそれほどありません。補欠で満足している選手なんていないと思います。実際にチームが変われば試合に出れる選手はたくさんいるものです。
どんな状況でも腐らず諦めずチャレンジするしか補欠からレギュラーを奪うには至りません。補欠になってその厳しさがわかるものです。
選手としての成長を考えれば全ては良い経験だと言えますが、サッカーを楽しむだけなら、補欠の経験は必要なかったと今更ながら思っているというのが正直な感想です。
このブログでは「サッカーと勉強の両立=文武両道」をテーマにさまざまな記事を紹介しています。このブログに関心をもっていただいて、他の記事も読んでいただければ嬉しいです。
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サッカーのサポートいつもお疲れ様です。
お仕事や家事で忙しい中、送迎や食事の準備など頑張っていることだと思います。私の周りのお父さんやお母さんも熱心にサポートしている方が多く頭が下がる思いです。
これもすべて深い愛情ですよね。いろいろと口出ししたいことはあるかと思いますが、やるのは子供なので親ができることは、こうした献身的なサポートだけなのかもしれませんね。
レギュラーを奪い返すには、毎日のトレーニングアピールするしかありません。しっかりと休息をとって毎回のトレーニングで100%を出すことです。
我が家では食事だけでは補えない栄養をアスリート中高生の成長期を応援【フィジカルメンテPRO】で補うようにしています。
妻も仕事を持っていて忙しく毎日の食事には気をつかっているのですが、なかなか完璧にはできません。
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