サッカー文武両道

【中高一貫校】文武両道を目指す中2サッカー少年の通知表分析

はじめに

ロクバン
こんにちはロクバンといいます。

小学校入学前からサッカーをはじめた長男がサッカーと勉強を両立しながら医学部合格を目指す過程を発信しています。サッカーと中学受験を両立しながら中高一貫校に進学しました。中学時代は地域リーグ所属の強豪クラブチームに所属。チームは全国大会に相当するインターシティカップまであと1勝に迫るも、長男はまさかのベンチ外。高校からは部活でサッカーを続けながら、ビッグマウスで恥ずかしいレベルですが、医学部合格を目指して勉強に頑張っています!(いや、頑張っているはず??)

今回は中学校時代の長男の学力を振り返る記事です。特にためになる内容はありませんが、同じような境遇の方に親しみを持ってもらえればうれしいです。

この記事を書いたのはこんな人

 ロクバン

  • 現在、中高一貫校の英語教師。この間、サッカー部顧問の経験あり。
  • 九州地方在住の二児の父親。
  • 長男は中高一貫校に通いながら強豪クラブチームに入団するも、補欠を経験。ビッグマウスですが、医学進学を目指して奮闘中。
  • 長女は偏差値40台の中高一貫校に進学し、楽しく学校生活を送っています。
  • 長男のサッカーと勉強の両立をサポートする中で得た、知識や経験を情報発信。
  • サッカー少年達が勉強の大切さに気づき、勉強を頑張るのを応援することを(大げさですが)このブログのミッションとしています。




 

医学部志望の中高一貫校中学2年生の成績分析

中2長男の通知表をいただきました。今回は数学と英語を中心に成績を振り返りこれから取り組むべき課題について分析してみようと思います。

通知表の結果

長男が通う中高一貫校では数学と英語は中学2年で中学内容の学習が終了し、中学3年から高校の学習内容に移行。つまり、もうすぐ高校内容の学習がはじまることになります。ここから更に難易度があがるので気を抜くことなくしっかりと学習に取り組んでもらいところです。

さて気になる、長男の2学期の数学と英語の成績は

数学:4    英語:4

の結果になりました。

評価としては普通なのですが、日頃の学習態度を見ると「良くやった!」と褒めたい気持ちには到底なりません。実際のところ改善の余地は大アリです。

数学編

【現状分析】

期末テストは70点でした。いつもは70点前後の点数です。教科書レベルの理解は十分だと思うのですが、応用問題での正答率が全然ダメ。また、計算ミスで失点しているところもなんとももったいない。演習量が全然足りていない。(汗)

【今後の課題】

今回のテスト範囲は「図形と相似・円の性質・三平方の定理」までで決して狭い範囲ではありません。当然のことながらテスト前だけの対策では時間が足りないでしょうし、先生にしても普段から勉強していないとダメなように範囲やレベルを設定しているはずです。

■完璧になるまで繰り返せ

テスト範囲の教科書問題・教科書準拠問題・小テストなどを3回繰り返しましよう。

  • 1回目 全範囲(わからな問題は解説を見ながらでOK・考えすぎない)
  • 2回目 1回目で間違った問題(3回目で完璧になるようにしっかりと理解しながら)
  • 3回目 2回目で間違った問題(ここで間違った問題は3回間違ったことになります。しっかりと理解しましょう)

1回目は全範囲。ここは授業や宿題でカバー。1回目で間違った問題を2回目で解き直す。2回目を普段の復習で。そして3回目は間違った問題を解き直し、完璧に仕上げる。この3回目がテスト週間にすることになると思います。

テストで80点以上の望むのであれば少なくとも試験範囲を3周したいところです。かなり問題を解くことになるが、やっぱり上を目指すのであればこの程度は最低限して置きたい。数学はまずは解法をしっかり自分のものにしないことには始まらない。

長男の場合は、授業と宿題はきちんとこなしているようなので1回目はOK。ただし、間違った問題を一つずつ潰して行く2回目、3回目が完全に不十分。復習を習慣化して試験前までに2周目をして、試験前に3周目で完璧に仕上げないと高得点の望み薄。

演習不足。原因がはっきりしているのが救いでしょうか。授業はしっかり理解できているようなので後はどれだけ演習量を増やすか、本人の自覚が問われます。

逆に言えば、1回しか範囲をしていないで4を頂いたので、まだまだ伸び代があるとポジティブに捉えるようにはしていますが…。改善の余地は大アリです。頑張れ!

ポイント

中高一貫校では、英数は高校内容の学習がはじまり、中3は差が大きく開く時期でもあるんです。上位の生徒は英語と数学の先取り学習をはじめて、学校の授業のさらに先取りをします。

自分の先取り学習>中高一貫校の先取り学習>公立中学校の中3の学習

となるので、のんびりしている生徒との差は広がる一方です。自分で先取り学習をして学校の授業を復習に充てる。高校1年生が終了するころには英語と数学の高校内容の範囲学習は終了する人も少なくないんです。凄いですね。

東進ハイスクール・東進衛星予備校の映像授業を使えば先取り学習ができます。実際に私の勤務校や長男の中高一貫校でも東進で先取り学習をしている生徒は実に多いです。

映像授業だけでなく、大手予備校(塾)、通信教育、オンライン個別指導などなど。教育サービスの選択肢は多岐にわたります。自分一人では勉強の方向性が間違って、せっかく勉強しても成果に結びつかないのでは非常にもったいないです。大学入試を視野に入れるなら、何かしらの教育サービスを利用するのが最善手です。

東進ハイスクール・東進衛星予備校では全学年を対象とした100ページ以上に及ぶ資料を無料でもらうことができます。もちろん、大手予備校ですので、資料請求をしたからといって無理な勧誘はありません。まずは無料の資料請求をして、大学受験に向けての準備をはじめてください。

早くはじめると有利なのは間違いありません。

 

英語編

【現状分析】

期末テストは78点です。いつもは80点前後の点数です。テキストはプログレス21を使っていて、難易度はやや高め。また、今回の試験範囲には過去完了が含まれており高校内容が含まれています。それでも理系に進むのであれば英語を早め(高2まで)に仕上げたいところ。(逆に英語が苦手のようでは理系上位校合格は困難)、90点以上を目指して頑張ってもらいたいところです。

【今後の課題】

ちょいちょい単語を忘れていたり、文法問題で間違ってしまうのは論外なのでしょうが、リスニングや英作文の力が不十分。自宅で音読をしていたりCDを聞いたりして勉強する様子はほとんど目にしないので、ここは改善の余地が大アリです。

もしかるするとプログレス21は分量が多いのでテキストを進めるので精一杯で学校自体が音読やリスニングの活動が不足しているのかもしれません。実際にプログレス21はCDもQRコードもなく音声面の充実度は難点。プログレス21ユーザーの中には音声に不満を抱いている人が多いのではないでしょうか?

また、英文を音読する際に、スラッシュ音読→オーバーラッピング→シャドーイングと段階を踏んで英文の聞き取れるようにして、最終的にはバックトランスレーションで英文を言える(書ける)ところまで仕上げれば英作文の得点力も高まります。

このような地道な勉強(練習)も日頃の勉強でしておかなければテスト前だけでは到底間に合わないことになりますね。

参考記事中高一貫校の英語教師が効果的な英語学習方法を紹介!

 

おわりに

数学と英語に関してはテスト前の取り組みというよりも日頃の学習を改善する余地があります。まずは数学と英語に関しては毎日学校の宿題以外の勉強もするようにして欲しいものです。数学と英語に関しては上記のような勉強を続けていれば入試に対応できる力も養われると思います。

中高一貫校に通っていなければ来年からはもう受験生です。長男の学校ではは中3から英数に関しては高校内容の学習に進みます。高校入試がないからと気を抜くのではなく、もう高校生の勉強をしているという自覚を持って勉強に取り組んでもらいたいものです。それこそが中高一貫校生のアドバンテージだと思います。




 

 

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