目次
はじめに
そうですよね。
大好きなサッカーに夢中になるのはいいけど、高校受験は大丈夫かな?見守る親としては見通しが立たないと不安になりますよね。
今回の記事では『サッカークラブチームと中学部活の引退時期』を解説します。
サッカーと勉強の両立は頭の痛い問題です。中学生になるとサッカーだけしていればOKなんてことはありません。
気を抜いていると、あっという間に受験生。高校入試はすぐ目の前です。ウカウカしていると、取り返しの付かない事態になってしまいます。
クラブチームだとサッカー中心の日々に。勉強はついつい後回し。ある程度の進学校に合格を目指すのであれば、難易度はグッと高まります。
今回の記事では、クラブチームサッカー少年の公式戦日程と高校入試のスケジュールを紹介して、受験勉強のためのサッカー引退時期について考えてみます。
長男のクラブチームでの体験談です。実際に体験したことをまとめてみました。
この記事を書いたのはこんな人
- 現在、中高一貫校の英語教師。この間、サッカー部顧問の経験あり。
- 九州地方在住の二児の父親。
- 長男は中高一貫校に通いながら強豪クラブチームに入団するも、補欠を経験。ビッグマウスですが、医学進学を目指して奮闘中。
- 長男のサッカーと勉強の両立をサポートする中で得た、知識や経験を情報発信。
- サッカー少年達が勉強の大切さに気づき、勉強を頑張るのを応援することを(大げさですが)このブログのミッションとしています。
中学3年生の公式戦と高校入試のスケジュール
引退のタイミングはいつ?
早速、結論から紹介しますね。
クラブチーム選手の場合、引退のタイミングは大きく2つあります。
- 3年7月 クラブユースU15サッカー選手権後
- 3年10月 高円宮杯U15サッカー選手権大会後
この2つが全国大会までつながる公式戦です。それぞれの大会を区切りに受験に専念することができます。
ちなみに、中学部活の引退のタイミングは
- 3年7月 中学生サッカー大会(中学総体)
一部、強豪私立中学校などは10月の高円宮杯に参加しますが、そういった学校のほとんどは中高一貫校で高校入試がありません。
クラブチーム所属選手は、チームのレベル(強さ)に関わらずサッカー推薦で高校進学を目指す選手が多いので引退せずに卒業までサッカーをつづける選手がほとんどです。
ポイント
クラブチームの選手はサッカー推薦を目指す選手が多く、引退せずに卒業までサッカーを続ける選手がほとんど。受験のためにクラブチームを途中で引退するのにはそれなりの意志の強さが必要。周りの雰囲気に流されてついつい引退せずに受験を迎えることも。
公式戦のスケジュールを把握しよう
中学3年生の公式戦と高校入試のスケジュールを紹介します。我が家の県を例にしています。
公式戦は県大会の決勝戦の日を記載しています。勝ち上がりの状況で多少日程は前後することになります。
中学3年生のスケジュール
7月11日 クラブユースU15サッカー選手権 県大会決勝
※クラブチームが出場する公式戦です。全国大会までつながっています。
7月30日 中学生サッカー大会(中学総体) 県大会決勝
※中体連部活チームが出場する公式戦です。全国大会までつながっています。
10月22日 高円宮杯U15サッカー選手権 県大会決勝
※サッカー協会主催の大会。クラブチーム・(強豪)部活が出場し、ジュニアユース年代のチャンピオンを決める大会です。
1月20日 私立高校推薦入試
1月26日 県立高校特色化入試
県立高校の自己推薦(中学校からの推薦が不要)入試です。
1月31日〜 私立高校一般入試
本県では地区によって指定された日にちに受験が行われます。
1月31日〜 私立高校一般入試
本県では地区によって指定された日にちに受験が行われます。
2月7日 県立高校推薦入試
3月8日 県立高校一般入試
長男所属チームの実態
さて、実際はどうなんでしょうか?
長男所属チームの状況を紹介します。チームによって多少の違いがありますが、ある程度はクラブチーム選手の傾向を示していると思います。参考にしてください。
地域リーグ所属・1学年50名ほどの選手が所属する強豪街クラブチーム
- 10名程度:プレミアリーグ所属(強豪)私立高校進学
- 15名程度;県1部リーグ所属(新興)私立高校進学
- 15名程度:県1部・2部リーグ所属県立高校進学
- 数名:進学校へ進学
ほとんどの選手がサッカーで高校に進学します。長男のチームが特別ではなく、ほとんどのクラブチームの選手の大半はサッカーで高校に進学します。こうした環境で勉強も両立するのはなかなか困難だと想像してもらえると思います。
さて、引退時期はというと
- 7月ジュニアユースサッカー選手権後引退→2名
- 10月高円宮杯サッカー選手権後引退→0名
結果的には2名以外は引退せずに最後までサッカーを続けたことになります。1名が中3になるタイミングで受験を理由にチームを辞めてしまったので、受験を理由にサッカーから離れた選手は3名でした。
実際には7月に引退した選手はいずれの県立上位校を目指し、10月には引退する選手はほとんどいなかったのですが、塾(あるいは自主勉)を理由に練習参加回数を減らした選手は数名いたというのが現実です。
この現状をどう感じますか?
厳しい言い方ですが、クラブチームでサッカーと受験勉強(ある程度の上位校を目指す)のはそれ相応の覚悟が必要になるんです。
クラブチームと部活を比較して考えてみると?
クラブチームでも部活でもサッカーと受験の両立はできるの?
部活組は(中高一貫校の強豪部活を除き)7月の中学生サッカー大会(中学総体)で引退し、受験勉強に移行します。クラブチームにしても、7月のクラブユース選手権で引退を選べば条件は同じになります。
はい。
その通りではあるのですが、そこはやっぱり両立を目指すには注意が必要なんです。
というのも、平日のスケジュールが大きく異なります。
- 練習時間が遅く帰宅が21:30を過ぎることも→勉強時間の確保が困難・通塾が困難
- 週末の拘束時間が長い→試合や遠征で土日終日ともに潰れる
- テスト休みが取れない→テスト中にも平気で試合が組まれます
引退時期を部活組と同じように7月にしても、勉強とサッカーの両立は簡単ではないです。このことは覚悟して欲しいんです。
覚悟がないまま、安易にクラブチームに入ると、サッカーで強豪校へ行けるのは限られた主力選手のみでもあり、思っていた高校に進学できなかったなんて事態は普通に起こり得るのです。
厳しい言い方ですいません。それでも、ホントに厳しい世界なんです。
クラブチーム選手はサッカー推薦を目指している
クラブチームの選手のほとんどは、サッカー推薦(専願入試)を目指しています。
長男所属チームでは、50名中3名を除き、サッカー推薦(専願入試)で高校に進学しました。一般入試を受けた選手はほとんどいません。
この辺りの事情が部活とクラブチームでは大きく違います。部活の選手は一部の有力選手を除いて一般入試で高校進学をします。
サッカー推薦を目指す上で、最も重要なのは、学校の成績(=内申点)です。3年生になってから受験勉強をはじめるのではなく、早い段階からコツコツ勉強して定期テストで良い成績を取るのが内申点アップの秘訣であるのは間違いありません。
集団塾で受験対策をするよりも、個別指導で定期テスト対策をする方が、サッカー推薦を目指すのであれば間違いなく有効です。
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それでもクラブチームで文武両道を目指したい人へ
それでもクラブチームで本気のサッカーをしたい。勉強も頑張りたいと考える人へのアドバイスは早めの準備ということになりますね。
中学生になった時から勉強をコツコツ続けることだと思います。当たり前だけど、コツコツ努力が何よりも大事だという事です。
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参考記事