目次
はじめに
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それは不安になりますね。放っておいたらますます勉強がわからなくなるので、早めの対策が必要です。
「成績を上げて欲しい。」というのは親御さんの共通の思いですよね。私もそう思います。
今回の記事では『勉強が苦手は人のための塾選び』を徹底的に解説します。
塾に行っても、必ずしも成績が上がる訳ではありません。勉強がわからない原因やその対策に相応しい塾を選ばないと時間もお金も無駄になってしまいます。
「塾に行っているだけで満足」こんな状態になったら、笑うに笑えません。塾の選び方は本当に大事です。
私は現役の中高一貫校の教師です。たくさんの生徒と接してきましたが、勉強が苦手で悩んでいる生徒をたくさん見てきました。勉強が苦手なら自分だけでは問題を解決できないですよね。ましてや、そのまま放置したらますます勉強が分からなくなってしまいます。
塾に入れてどうにかしたいと思うのは当然ですよね。
この記事を書いたのはこんな人
- 現在、中高一貫校の英語教師。この間、サッカー部顧問の経験あり。
- 九州地方在住の二児の父親。
- 長男は中高一貫校に通いながら強豪クラブチームに入団するも、補欠を経験。ビッグマウスですが、医学進学を目指して奮闘中。
- 長男のサッカーと勉強の両立をサポートする中で得た、知識や経験を情報発信。
- サッカー少年達が勉強の大切さに気づき、勉強を頑張るのを応援することを(大げさですが)このブログのミッションとしています。
【塾のタイプ】集団指導と個別指導の違い
集団指導と個別指導の特徴
塾には大きく2つの形態があります。
- 集団指導塾
- 個別指導塾
集団指導塾は同じ教室で複数の生徒が同じ授業を受けます。一方、個別指導塾は教師1人に対して生徒1人、もしくは2~3人で指導を受けます。
集団指導 | 個別指導 | |
形式 | 教師1人に対して複数(10~30人程度)の生徒が同じ授業を受ける | 教師1人に対して1人・2人~3人(程度)が自分が必要な指導を受ける |
内容 | 塾のカリキュラム | 自分が受けたい内容(完全オーダーメイド) |
料金 | 個別指導よりも割安 | 集団指導よりも割高 |
集団指導では塾のカリキュラムで授業を受けます。学校の授業よりも高いレベルの授業を受けれますが、必ずしも自分が習いたい内容ではありません。
一方、個別指導では生徒一人ひとりのニーズに合った指導を受けることができます。
個別指導は自分のニーズに合っているので、勉強が苦手な生徒には集団指導よりも向いていると言われています。また、分からないところは質問もできるので、一つひとつ理解しながら学習を進められるのも勉強が苦手な生徒に向いています。
勉強が苦手な人にとっての集団指導と個別指導の問題点を解説します。
集団指導と個別指導の対象
集団指導はボリュームゾーンの生徒とそれよりも上のレベルの生徒を対象としています。対象人数が多く成績が良いと合格実績が出しやすいからです。一方、個別指導では集団指導から外れる生徒を対象としています。
集団指導で苦手を克服できない
集団指導塾は受験用カリキュラム
集団指導塾の多くは、受験用のカリキュラムで、学校の授業よりも先取りをしています。入試で結果を出すには、先取り→残った時間で入試演習がデフォルトです。
苦手を克服するためではありません。残念ながら目的が違います。このことは念頭に入れておきましょう。
苦手な教科や単元は人それぞれ。受験用カリキュラムの集団塾は苦手克服には向いていません。
残念ながらその通りです。
もちろん、わからないところは、塾の先生が個別に教えてくれたりと丁寧に対応してくれますよ。それでも、個別対応だけで苦手を克服するのは難しいです。
集団指導塾で苦手を克服できない理由は
- 授業のレベル・スピード・範囲が合っていない
- 分からない所を質問できない
- 予習や復習をする時間がとれない
それぞれ説明します。
集団指導塾はレベル・進度・範囲が苦手克服に向いていない
塾にも実績が必要です。
結果的に、集団指導塾では成績上位層に合わせた授業内容やスピードになりがちです。また、独自のテキストやカリキュラムを採用して、学校の授業より先に進みます。一般的には学校の授業よりも難易度が高くなります。(汗)
これだと、学校の授業についていけないのであれば、塾の授業にはついていけなくなりますよね。逆に、塾の学習についていけるのであれば、学校の授業は余裕です。塾の授業で教わった内容が理解できなければ、いくら塾に通っているからといって成績は上がる訳ではありません。
メモ
学校と違って、授業を受ける生徒のモチベーションが高い(=授業を妨げる行為がない)とか、クラスの人数が少ない、とか塾ならではメリットもあるはずです。でもですよ、塾の授業がわかるのであれば、それは学校の授業でもわかるはず。やっぱり、勉強がつまずいている子には集団ではなく、その子に応じたサポートが必要だと思うんです。
集団指導塾は分からない所を質問できない
集団指導塾だと、授業中に質問をするのは困難。その結果、分からないまま授業が進んで行くことに。
もちろん、授業後に講師の先生は質問に対応してくれますが、分からない所が多いと気後れしてまうし、そもそもどこが分からないかすら分からないという笑えない事態にも。
勉強が苦手な子が授業中に質問をするのはそれなりにハードルが高いですよね。
学校の予習や復習をする時間がとれなくなる
塾の予習・復習をすれば、学校の予習・復習を疎かにしがちです。学校と塾を両立できるのであれば、そもそも学校の授業についていけなくなることもないのです。
塾の負担を増やした分だけ、学校の勉強が疎かになるというジレンマも。せっかく塾に通っているのに、ただただ、通ってるだけというのは勉強の苦手な生徒にはアルアルだったりますよね。(苦笑)
いやいや、笑えない。
勉強が苦手な人には個別指導が向いているけど
個別指導で一つひとつ丁寧に教えてもらう方が苦手克服に向いています。
確かにその通りで、個別指導は、学習内容を生徒に合わせられるので分からない所を教えてくれます。また、一人ひとりの学力・理解力・性格に合わせて勉強を教えてもらえるのもありがたいです。
実際に個別指導塾は集団指導塾では苦手を克服できない生徒向けを謳っています。
それでも個別指導でも問題点があります。
個別指導塾にある3つの問題点
- 割高
- 進度が遅い
- 講師を選べない(の場合が多い)
【個別指導塾のデメリット】割高
1人の講師が何10人も同時に教える集団塾に比べると、1人の講師が1〜3人程度しか教えない個別指導だと、どうしても人件費がかかり、授業料が割高になってしまいます。
結果として、授業数を増やせばそれだけ授業料がかさみます。週数回の個別指導で苦手を克服できるほど勉強は甘くはないです。(涙)
【個別指導塾のデメリット】進度が遅くなりがち
重複しますが、授業料が割高分だけ授業数は少なくなります。
また、講師1人が複数の生徒を受け持つ場合は、他の生徒の対応している間は自学することになります。勉強が苦手な生徒が自学をしても勉強は捗らないものです。
問題を一つ一つ教えてもらうことはできますが、全体像を理解して苦手を克服するには、あまりにも時間が少なすぎます。
分からない問題を克服している間に、学校の授業は先に進んでしまい、いつまで経っても苦手を克服できないのはよくあることです。
【個別指導塾のデメリット】講師を選べない
塾に在籍する講師に指導を受けることになります。大学生アルバイトが多く、専門の講師から指導を受けることが難しいです。塾によっては、担当する講師が毎回、変わることもあります。
個別に指導を受けても講師との相性が悪いと効果があがりません。ただ勉強を教えてもらうのではなく、生徒の人柄を理解していないと、やる気を引き出してもらいたいですよね。
分からない問題をただ教えて、生徒はわかったつもりになって、結局は身につかないということに(涙)
それなら一体どうすればいいの?解決策を提案
勉強の苦手を克服するには
当たり前すぎる回答ですね。でもこの通りなんです。
勉強は「自分の分からない所を分かるようになる」ことです。そのためのサイクルは次の通りです。
①分からなくた単元を特定→②その単元を理解する→③繰り返して定着する→④次の単元に進む→以降、繰り返して学校の授業に追いつく
単純化するとこのプロセスです。
このプロセスを支援してくれるのが個別指導ですよね。
自分がわからない箇所も、わからない理由も人ぞれぞれ。やっぱり、苦手を克服するには個別指導を受けるのが最適解です。
個別指導の「割高・進度が遅くなりがち・講師を選べない」を解決できるのが、オンライン個別指導(家庭教師)です。オンラインだと運営費用を削減できる分、受講料が対面の個別指導に比べてかなり割安になります。
費用が抑えられる分、回数を増やしたり、プロ講師を選んだりすることができるので、先ほど挙げた課題を解決することができます。
オンライン個別指導(家庭教師)のメリット
運営コストを抑えれるので割安
どこに住んでいても相性のよい先生を選べる
ぜひ、オンライン個別指導(家庭教師)を体験してみてください。コロナ禍をきっかけにオンラインでの環境が随分と整いました。対面と変わらないクオリティでオンライン指導を受けることができますよ。
専用の配信システムも進化しているので、ひょっとすると、対面よりもわかりやすいかも。
もちろんデメリットもあるので、慎重に検討してくださいね。
オンライン個別指導(家庭教師)のデメリット
近くに先生がいないので授業に集中していない
確かに、先生がそばにいないので集中力が欠けてしまいそうですね。ましてや勉強が苦手な人は特にそうだと思います。この不安を解消できないと申し込むのもためらってしまいます。親が先生と積極的にコミュニケーションをしてください。授業終わりには先生に様子を確認しましょう。集中できていないようなら積極的に声かけをしてもらうように頼んで下さい。オンラインでも先生の力量で集中力を維持させることができます。
オンライン個別指導を体験してみましょう
オンライン個別指導をいくつか紹介します。興味を持たれたら、HPで内容を確認して、ぜひともと無料体験に申し込んでみてください。
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塾選びでは、いくつかの塾の説明や体験授業を受けますよね?複数を検討して納得のいくものを選んで欲しいものです。成績が上がらなければ、お金が無駄になるだけでなく、お子さんの時間も無駄にすることになります。体験授業を受けてから判断しましょう。オンライン個別指導では無料で体験授業を受けることができます。対面にしろ、オンラインにしろ、納得いくまで検討して決めてくださいね。
いきなり体験授業はハードルが高いという方には、資料請求からはじめてみることができます。【オンライン塾】小中高生対応のメガスタでは無料で資料請求ができます。
まとめ
勉強の苦手克服は早ければ早いほど対策がしやすいです。そのままにしておくとそこから立て直すのはホントに大変です。
できるだけ早く、わからなくなった箇所まで戻ってやり直すことです。きちんと教えてもらえば絶対にわかるようになるんです。
個別指導にしろ映像授業にしろ、教育業界のオンライン化は相当に進化してるんです。親世代では想像もできないほどです。
対面で受けるのと変わらないクオリティーで、より安く、相性のよい先生の授業を受けれます。
映像で??大丈夫??と思っているかもしれません。実際に私もそうでした。まずは先入観なしで体験してみてください。YouTubeやオンライン授業など映像に慣れている子供世代にはスムーズに受け入れられるものです。
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