サッカー文武両道

サッカー強豪クラブの進路面談で親が感じたこと|夢を語った息子と厳しい現実

夏休みに入って間もない頃、長男が所属するサッカークラブで監督との個人面談がありました。中3の夏休みにもなれば、高校の進学先を本気で考える時期です。今回は進路について話し合うので、中高一貫校に通いそのまま高校に進学することが内定している我が家にとっては、それほど重視していなかったのですた。それでも、ほとんどの選手にとっては自分の進路の見通しを立てる上で非常に重要な機会になります。今回はその時の体験談をレポートします。

この記事を書いたのはこんな人

 ロクバン

  • 現在、中高一貫校の英語教師。この間、サッカー部顧問の経験あり。
  • 九州地方在住の二児の父親。
  • 長男は中高一貫校に通いながら強豪クラブチームに入団するも、補欠を経験。ビッグマウスですが、医学進学を目指して奮闘中。
  • 長男のサッカーと勉強の両立をサポートする中で得た、知識や経験を情報発信。
  • サッカー少年達が勉強の大切さに気づき、勉強を頑張るのを応援することを(大げさですが)このブログのミッションとしています。

 

中3の夏、サッカークラブチームで進路面談が行われた

定刻にクラブハウスを訪問。程なく前の組みの親子が面談場所から出てきました。たまたま家族で仲良くしている選手だったので、軽く挨拶をして面談場所に入室。

監督と話すのは初めてだったので軽く緊張しました。(汗)

着席を促されます。面談時間は20分程度。単刀直入に本題から切り出されます。展開は早い。基本的には監督と選手が話すようで、親はその様子を聞くことになります。

(監督)「将来は何をしたいか教えて。」

(長男)「スポーツに携わる仕事がしたいです。」

(監督)「具体的には?」

(長男)「スポーツドクターになりたいです。」(おっ??)

(監督)「ドクターってお医者さんのこと?」

(長男)「はい。そうです。」(きっぱり。父はちょっと驚く!?)

こんなやりとりが行われました。選手同士で面談で何を聞かれるかは事前に話をしていたのでしょうか、滞ることなく、自分の考えを伝えていました。

 

「スポーツドクターになりたい」と長男が口にした

中学校で将来の目標から大学での学びを考える機会があり、「スポーツドクター」を調べていたのですが、サッカークラブでもここまではっきりと口にするとは思っていませんでした。比較的慎重な性格をしていて、あまり大きなことを口にしないタイプだったので、正直親として予想外でした。(嬉しい誤算でもあったのですが…)

(監督)「高校の進学はどう考えてるの?」

(長男)「そのまま内部進学をしてA高校に進みます。」

(監督)「高校受験はないの?」

(長男)「はい。ありません。」

(監督)「サッカーはどうするの?」

(長男)「高校のサッカー部で続けます。」

 

監督から見た長男の評価

ここからは、長男の高校のサッカー部に話題が移りました。チームは強くないことや部員は多くないことなどを話しています。監督は、長男の高校のサッカー部の事は全く知らないようです。(まぁ、弱小チームなので…)

(監督)「通知表を見せて」

(長男)「はい。」

監督は通知表を見て、

(監督)「これまで面談が終わった中では一番いいね。学校のレベルも高いんでしょ?なるほど、お医者さん目指すんだね。」

サッカー強豪チームで中学生を指導していると、医者になりたい選手は珍しい存在だと思います。監督にとっても半信半疑だったのかも知れませんが、通知表を見て納得がいったようです。定期考査の順位はそれ程ですが、通知表の評価はそこそこ良くて、9教科の5段階(45満点)で43を頂いています。長男の真面目な性格が幸いしたのでしょう。

★高校入試に超重要!!内申点についてまとめてみました。

 

高校受験がないからこそ最後までサッカーを続ける

(監督)「夏休み以降のサッカーの関わり方は?」

(長男)「受験がないので最後まで頑張ります。」

7月のジュニアユースクラブ選手権予選以降、チーム内にも受験にシフトする選手がでてきました。キャプテンと私立中学校(中高一貫校ではない)に通う2名の選手です。塾のない平日の練習のみに参加し、休日の試合には参加しません。2人とも県立トップ校を目指すそうです。(素晴らしい)是非、頑張ってもらいたいものです。

ここからは長男の選手として評価を監督が教えてくれました。以下がその要旨です。

・「練習試合ではたまにAチームの試合に起用して試している。」

・「全然、試合に絡めない訳ではない」

・「リーグ戦や最後の高円宮杯での出場を目指して頑張れ」

残りの期間を本気で試合に出れるように頑張れと励ましてもらいました。必死になって頑張れば試合に出れても出れなくても何かを感じられるはずだ、とありがたい言葉をかけていただきました。(いや、感謝です。親以外で子供を励ましたり・厳しい言葉をかけたりしてくれる存在はありがたい)

最後に親に意見を求められたので、

「高校では勉強中心になると思います。高いレベルでサッカーができるのもあと少し、高校入試がないので最後まで後悔のないようにサッカーを頑張って欲しいと思っています。」

とありきたりの内容ですが伝えました。

志望校の具体的な話がないのであっさりと面談は終了。それでも、監督から試合出場目指して頑張れと励ましてもらい、有意義な機会だったなと思いました。

 

面談後も変わらない現実

その後、夏休みが明けて2学期を迎えました。

チームメイトは高校進学に向けて練習会参加など忙しい日々を送っています。長男のサッカーへの向き合い方はというと、大きな変化が見られません。監督からは試合出場に向けて頑張れと励ましてもらいましたが、毎回の練習ではベストを尽くしているのかも知れませんが(練習の様子は見ていないのでわかりません)、自主練の取り組みが大きく変わった様子はない。(悲)

サッカーで上を目指すには全然覚悟が足りないのだと思います。残念ですが長男のサッカー選手としてのレベルはこの程度なんだと理解できますし、現実を受け入れなければいけません。

サッカーを続けていくと自分のレベルに直面します。多くの選手はトップレベルでのサッカーを諦め、自分のレベルでサッカーを楽しむ方向へ向かうのでしょう。それ自体は決して悪いことではありません。だからこそ、自分の将来をしっかりと考えておくのが大切なんだと。

サッカーでプロを目指すとか、大学に進学するとか、強豪高校でレギュラーになるとか、そういうレベルを目指すには遥かに高い壁を乗り越えていかなければなりません。改めて、サッカーで上を目指すのはそんな甘いものではないことを痛感させられます。

医師を目指すのも甘いものではないはずです。高校生になると勉強にもっともっと真剣に向き合う必要があります。大きな壁を乗り越えられるように頑張ってほしいものです。

★クラブチーム所属サッカー少年の進路についてまとめています。

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