はじめに
今回の記事は「医学部・サッカー・強い」のキーワードでネット検索してみると、(サッカー少年が医学部を目指すというテーマでブログを書いているにもかかわらず汗)衝撃の事実を知りました。今回はサッカー部の強い医学部について紹介します。
この記事を書いたのはこんな人
- 現在、中高一貫校の英語教師。この間、サッカー部顧問の経験あり。
- 九州地方在住の二児の父親。
- 長男は中高一貫校に通いながら強豪クラブチームに入団するも、補欠を経験。ビッグマウスですが、医学進学を目指して奮闘中。
- 長男のサッカーと勉強の両立をサポートする中で得た、知識や経験を情報発信。
- サッカー少年達が勉強の大切さに気づき、勉強を頑張るのを応援することを(大げさですが)このブログのミッションとしています。
国立大学医学部サッカー部が天皇杯に出場!?
「医学部・サッカー・強い」このキーワードで検索してみると、上位表示されたのが徳島大学医学部サッカー部。なんと!2015年第95回天皇杯全日本サッカー選手権大会に徳島県代表として徳島大学医学部サッカー部は徳島大学ヒポクラテスとして初出場していることを知りました。
結果は、残念ながら1回戦で広島県代表広島経済大学に0−2で敗戦。それでも最も権威ある大会に国立大学医学部のサッカー部が出場するなんて!驚き以外の何ものでもありません。
その時の公式スコアは以下の通りです。
徳島大学医学部サッカー部は前年に全日本医科学生大会王座決定戦で初優勝を飾り、その勢いのまま天皇杯徳島県大会を勝ち抜きます。決勝戦はイエローモンキーズに2−0で勝利。徳島大学医学部には医学科、放射線学科、検査技術学科、医科栄養学科、看護科があり、純粋に医学科だけの学生で構成されているチームではないのかもしれませんが、素晴らしい快挙に驚かされました。
しかも、その年の天皇杯のトーナメント表を見ているとさらに驚き事実が!
山形大学医学部サッカー部が山形県代表として出場し、当時J1だった同じ山形県のモンテディオ山形と対戦してい流ではありませんか(マジか??)。
1−7のスコアで大敗するのですが、開始1分でモンテディオ山形から先制点を奪うなど善戦。山形大学医学部には医学科と看護科しかないことから、メンバーの大半は医学科の学生だと想像できます。
実は山形大学医学部サッカー部は2011年天皇杯山形県予選決勝を全学部で構成されている山形大学サッカー部との兄弟対決を制し、天皇杯に初出場します。本戦では当時地域リーグに所属していたブラウブリッツ秋田に13-0で大敗してしまいます。その後、2015年、2019年と合わせて3回天皇杯に出場。
2019年第99回天皇杯全日本サッカー選手権大会。1回戦で神奈川県代表の桐蔭横浜大学と対戦し、惜しくも8−0で敗退。これがその時の公式記録ですが、桐蔭横浜大学には、川崎フロンターレの中盤を支える橘田健人選手、モンテディオ山形のイサカ・ゼイン選手、柏レイソルの岩下航選手、川崎フロンターレの山田新選手、いわきFCの遠藤凌選手、ジェフユナイテッド千葉の篠原友哉選手などが出場していました。レベルの高さが伺いしれますね。
YouTubeで検索すると試合のダイジェスト版の映像を見ることができます。
このレベルになると技術力以上に単純なスピードやパワーといった基本的な身体能力が違いすぎる印象です。技術力に目が行きがちですが上を目指すには身体能力を高める必要があるのは言うまでもありませんね。
山形大学医学部サッカー部 2019年天皇杯出場メンバー
2019年第99回天皇杯全日本サッカー選手権大会での山形大学医学部サッカー部の出場メンバーの出身高校を調べてみました。
GK1 茨城県立牛久栄進高校
DF4 市川高校
DF3 宮城県立仙台第二高校
DF30 栃木県立宇都宮高校
MF16 神奈川県立湘南高校
MF17 開成高校
MF26 新潟県立新潟高校
MF10 宮城県立仙台第一高校
MF9 市川高校
FW6 千葉県立木更津高校
SUB25 茨城県立日立第一高校
SUB2 宮城県立仙台第二高校
SUB21 山形県立山形東高校
SUB29 山形県立山形東高校
SUB7 清風高校
SUB12 埼玉県立浦和高校
SUB33 埼玉県立浦和高校
大半のメンバーが県立トップ校出身。中には開成高校出身も。勉強にサッカーにとレベルが高く憧れます。
まとめ
医学部の学生でありながら競技サッカーを続けている。さらに日本最大のカップ戦に都道府県代表チームとして出場する。本当に素晴らしいです。こうした選手たちの頑張りに触れると結局はどんな環境でも全力を尽くすことが大切だと痛感させられます。励みになりました。
文武両道サッカー少年。頑張りましょう!
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