サッカー推薦を目指していると、「もっとドリブルを磨けばいいのか?」「もっと点を取れば推薦されるのか?」と考えがちです。
もちろん技術は大切です。しかし、実際に推薦を勝ち取る選手を見ていると、技術だけで選ばれているわけではありません。
長男は地域リーグ所属の強豪クラブチームに所属していたのですが、チームメイトの大半はサッカー推薦で高校進学を目指していました。
その中で感じたのは、「推薦で評価される選手には共通点がある」ということです。今回の記事では、実際に感じた10の共通点を紹介します。
この記事を書いたのはこんな人
- 現在、中高一貫校の英語教師。この間、サッカー部顧問の経験あり。
- 九州地方在住の二児の父親。
- 長男は中高一貫校に通いながら強豪クラブチームに入団するも、補欠を経験。ビッグマウスですが、医学進学を目指して奮闘中。
- 長男のサッカーと勉強の両立をサポートする中で得た、知識や経験を情報発信。
- サッカー少年達が勉強の大切さに気づき、勉強を頑張るのを応援することを(大げさですが)このブログのミッションとしています。
目次
① 練習で手を抜かない
試合になると全力を出す選手は意外と多いものです。しかし、高校の監督や指導者が見ているのは、試合だけではありません。
実は、普段の練習こそ評価されています。
- アップ
- 対人練習
- ゲーム形式の練習
- 用具の準備や片付け
こうした何気ない場面で、「この選手は普段から本気で取り組んでいるな」という姿勢は必ず伝わります。
試合だけでアピールしようとするのではなく、毎日の練習から全力で取り組むこと。それが信頼を積み重ね、チャンスをつかむ一番の近道です。
長男のチームメイトでも普段の練習を全力で取り組む選手ほど試合に起用されていました
② コーチの話を聞く姿勢がある
技術以上に印象に残るのが、話を聞く姿勢です。指導者は、
- 大きな返事ができるか
- アイコンタクトを取れているか
- アドバイスをすぐに修正できるか
といった部分もよく見ています。
高校では入学後も指導を受けながら成長していくため、教えを素直に吸収できる選手ほど伸びる可能性があります。
だからこそ、高校の監督が評価するのは技術だけではありません。「この選手は伸びそうだ」そう感じてもらえる素直さや吸収力は、大きな武器になるのです。
③ 味方を生かせる
ジュニア年代では、一人で突破できる選手が目立ちます。しかし、高校では個人技だけでは通用しません。
監督が見ているのは、
- パスを出すタイミング
- 周囲との連携
- 守備でのカバーや声かけ
といった、チームで勝つためのプレーです。「自分が、自分が」とプレーする選手よりも、味方を生かし、チームのためにプレーできる選手の方が、高校の監督には魅力的に映ることがあります。
④ 守備をさぼらない
攻撃は誰でも好きです。しかし、高校の監督が評価するのは、攻撃だけではありません。ボールを失った瞬間に、
- 素早く切り替える
- 強度の高い守備をする
- 全力で戻る
- 最後まで相手を追いかける
こうしたプレーは非常によく見られています。
攻撃で目立つ選手も魅力的ですが、守備を怠らず、チームのために走り続けられる選手は監督からの信頼を得やすいものです。ボールを失った瞬間の行動こそ、その選手の本当の姿勢が表れる場面なのかもしれません。
⑤ ミスを引きずらない
推薦を勝ち取る選手でも、ミスはします。違いは、ミスをした後の行動です。高校の監督が見ているのは、
- すぐに守備へ切り替える
- 次のプレーに集中する
- 下を向かずに声を出す
- 最後までプレーを続ける
といった姿勢です。
ミスをしない選手はいません。だからこそ、失敗しても気持ちを切り替え、次のプレーに集中できる選手は高く評価されます。苦しい場面でも前を向き続けるメンタルは、高校でも通用する大きな武器になります。
⑥ 声が出る
声でチームに良い影響を与えられる選手も評価されます。例えば、「ナイス!」「戻れ!」「時間ある!」のような前向きな声掛けは、チーム全体を動かします。
味方を励ましたり、状況を伝えたりする声は、技術がなくてもできる大切なプレーです。
高校の監督は、サッカーの技術だけを見ているわけではありません。
チームに良い影響を与えられる選手かどうか。それも、推薦で評価される大切なポイントです。
⑦ 勉強も最低限やっている
意外に思われるかもしれませんが、推薦では学力も重要です。
内申点が足りずに推薦が難しくなるケースもあります。高校側も、「入学後に勉強についていけるか」を気にしています。
サッカーだけでなく、普段から授業や定期テストにも取り組む姿勢が大切です。
⑧ 仲間から信頼されている
高校の指導者が見ているのは、技術だけには限りません。「この選手はチームのためにプレーできるのか」という点も重要な評価ポイントです。
例えば、
- 味方のミスを責めない
- 苦しい時に仲間を励ます
- 常に指示を出し続ける
こうした姿勢は、意外なほど監督の目に留まります。最後に選ばれるのは「チームに良い影響を与えられる選手」であることも少なくありません。
高校サッカーはチームとして機能できるかどうかが非常に大事です。だからこそ、仲間から信頼される選手は高く評価されます。
⑨ 「伸びしろ」がある
中学生で完成された選手よりも伸び代のある選手の方が可能性があります。
そのため、高校の指導者は、今の実力だけを見ているわけではありません。「この選手は高校でさらに伸びそうだ」という視点で選手を評価しています。
- 素直に指導者の意見に耳を傾ける姿勢
- 努力を続ける姿勢
このような姿勢はこれから成長する選手には不可欠です。今の実力だけでなく、これからの伸びしろも非常に重要です。中高の指導者は選手の姿勢まで情報交換しているものです。
⑩ サッカーを楽しんでいる
最後に大事なのが、サッカーを楽しむことです。高校からはさらに厳しい練習やレギュラー争いが待っています。うまく行かないことの方が多くなるかもしれません。
そんな中でサッカーを楽しんでいる選手は、自然と困難を乗り越える力を身につけています。サッカーを楽しみ、もっと上手くなりたいという気持ちこそ、これから伸びるために大事な要素です。
まとめ
もちろん技術やフィジカルは重要です。しかし、これだけで選手としての評価は決まりません。むしろ、
- 普段の練習態度
- 素直さ
- 仲間への接し方
- 勉強への取り組み
- 人間性
保護者として子供のサッカーを見てきて、また、(ハイレベルではないですが)高校のサッカー部の顧問をしてきた経験からも、こうしたオフザピッチが大事だと思っています。
また、これらは技術やフジカルと違って、選手の意識ですぐにでも変えることができるものでもあります。
「飛び抜けた選手ではない」と感じているなら、ここに挙げた項目に注目して下さい。
