サッカー文武両道 中高一貫校

【中高一貫校】サッカークラブチームで活動した中学入学後の生活

はじめに

ロクバン
こんにちは!ロクバンです。

中高一貫校に通う長男は、中学校時代は部活ではなく、クラブチームでサッカーをつづけました。そのクラブチームは、これまでに多くのJリーガーを輩出してきた強豪チーム。サッカーも勉強も苦労の連続でした。文武両道を目指した長男の奮闘記です!

同じような境遇の方に参考になればうれしいです。

今回の記事では『中学校入学直後の長男の生活』を振り返ってみます。地元の小学校に通い、近所のサッカー少年団でサッカーをしていたのが、勉強もサッカーも突然レベルがあがり、しかも学校も練習場も自宅からは離れてしまいました。

不安を抱えたスタートだったのですが、まさにそのタイミングで未曾有のパンデミックに。

この記事を書いたのはこんな人

 ロクバン

  • 現在、中高一貫校の英語教師。この間、サッカー部顧問の経験あり。
  • 九州地方在住の二児の父親。
  • 長男は中高一貫校に通いながら強豪クラブチームに入団するも、補欠を経験。ビッグマウスですが、医学進学を目指して奮闘中。
  • 長男のサッカーと勉強の両立をサポートする中で得た、知識や経験を情報発信。
  • サッカー少年達が勉強の大切さに気づき、勉強を頑張るのを応援することを(大げさですが)このブログのミッションとしています。




 

まさかのパンデミック

長男の中高一貫校とサッカーライフの幕開け

サッカーと中学受験を両立して(紆余曲折がありました。我が家の中学受験のストーリーはこちらの記事で紹介しています)、なんとか念願の第一志望校から合格をいただきました。

さぁーいよいよ春から中学生。クラブチームの入団も決まり、新生活に期待を膨らませてました。

それなのに、3月にまさかのパンデミック(えっ??)

あれほど楽しみにしていた中学校生活はまさかのオンライン授業から幕を開けることになりました。入学式も中止になり、この日のために新調した私のスーツは、しばらくはクローゼットで眠ったままになりました。

クラブチームの活動も自粛。入団式もできないまま、GW明けにようやく初練習を迎えることができました。

誰かを恨む訳ではありません。日本中がそんな生活を余儀なくされて、仕方がありませんね。

本来ならば、

通学→中学校で授業→帰宅→練習へ移動→練習→帰宅

とアクセル全開の日々がはじまる予定だったのですが、

オンライン授業→サッカー自主練

という、ゆとりのあるスケジュールで中高一貫校とサッカークラブチームの両立ライフがはじりました。今振り返ると、ソフトスタートができたのが、かえってよかったのかもしれません。

本来ならば、

朝7:00に自宅を出発。

約40分かけてJRで通学。

中高一貫校のハイレベルかつハイスピードの授業を受けつつ、17:00に一旦帰宅。

ダッシュで着替えを済ませて、約1時間かけてクラブチームの練習場にJRで移動。

18:30~20:30までサッカーの練習をして、私が練習場まで車で迎えに行って21:30に帰宅。

その後に夕食や入浴をすませて翌日の課題をこなす。

中学1年生にとってはよくよく考えればハードな(当時は大丈夫じゃない??と甘く考えていましたが)日々を送ることになっていたのです。

幸か不幸かパンデミックの影響で徐々に両立に慣れていくことができました。

GW後に緩やかに対面授業がはじまり、クラブチームの練習もすこしずつ再開していきました。

本来ならあるはずの休日の遠征などもいけなくなり、寂しい反面、そこまでハードでなかったのが実はよかったのかもしれませんね。

クラブチームで活動すると決めたら考えて欲しいこと

クラブチームで活動すると決めたらチーム選びがはじまります。

クラブチームだと選手のレベルが高く、「試合に出れるの?」「練習はついていける?」などなど、心配は尽きません。親としてはついつい口出ししたくなりますが、そこはグッと我慢。

試合に出れずに悔しいのは本人ですし、試合に勝てなくて悔しいのも本人。スタイルが合わずに苦労するのも本人。どのチームを選んでもレギュラー争いは待っています。「自分で決めた事」という強い覚悟がないとどこかで挫折してしまうかもしれません。

ただし、一つだけ親が口出ししていいのは、時間管理です。帰宅が遅くなってしまい、「全く勉強しません」では中学生は通用しません。どれだけ忙しくても、少なくとも1日30分から1時間は勉強する時間が取れるスケジュールにしましょう。そうすることで高校、大学の進路の幅が広がってきます。

 

やっぱり大変なサッカーと勉強の両立問題。今だから思う考慮しておきたいポイントは??

緩やかに新生活が始まったのが我が家には幸いだったかもしれません。いきなりアクセル全開だったらと思うと少しだけゾッとします。

クラブチームに入団を決めるなら、一日のスケジュールを把握しましょう。

クラブチームだと平日は週3回練習。帰宅は21:30。23:30に消灯すれば2時間しかありません。休日は1日中練習試合や遠征に出かけます。学校に行ってサッカーしてだけなら問題ありませんが、残った時間で課題をこなして、しかも成績を上げてとなると、なかなか困難です。

部活だと19:00には帰宅するし、週末は多くても半日しか練習や試合をしません。十分に課題をこなせるでしょうし、本人の努力次第で成績を上げることも十分に可能です。

もちろん中高一貫校ならではのメリットもあります。なんといっても高校受験がありません。一日のスケジュールをしっかり管理できれば、高校受験の心配なく中学校の3年間はサッカーを楽しめます。長男も中学校卒業までクラブチームでの活動を楽しみました。中高一貫校だから恩恵ですよね。感謝しなさい。

 

中高一貫校と強豪クラブチームで文武両道を目指した先に手に入れたものは??

長男の合格した中高一貫校は地元ではトップ校。入団したクラブチームも地域リーグ所属の強豪チーム。勉強もサッカーもどちらもハイレベルな環境に身を置かせてもらいました。

自慢のようには受け取ってほしくはないのですが…。(というのもどちらも成果はイマイチなんです。涙)

勉強の方は幸いにもそこまで苦労していなかったようで、授業をしっかり聞いていれば成績が低迷することはありませんでした。サッカーで忙しくて勉強時間をしっかり確保していなかったので、自慢できるように成績ではありませんでしたが、苦労している様子はありませんでした。高校入試がない分、思う存分サッカーができたようです。

サッカーの面では苦労しました。1学年50名の選手がいます。いずれも小学校時代は主力級です。スタメン、Aチーム入りを争うのですが、完全に後手を踏み、Bチームで最後の公式戦を迎えることに。まさかの登録メンバーからは外れてしまうという悔しい経験をしました。完全に実力不足でした。

ハイレベルなサッカーを求めて強豪チームに入団しましたが、サッカーで大学進学やプロを目指すわけでもありません。実力相応のチームでレギュラーとして活躍するほうがよかったのではと親としては後悔の念もぬぐえません。幸い、本人は「楽しかった」と言っているので、よかったのですが。

中高一貫校に入学した時点で高校からは勉強に軸足を置くのことは親子で話し合って納得していました。

勉強の方は、中学時代は自宅学習が不足していたので成績は自慢できるほどのものではありませんが、高校入学後からは時間にもゆとりができて勉強もがんばっているようです。

 

おわりに

ロクバン
最後まで読んでいただきありがとうございます。

今回の記事では中高一貫校に通いながらサッカークラブチームで活動した長男の中学校入学直後の様子を振り返ってみました。このように、当ブログでは中高一貫校生がサッカーと両立しながら医学部進学を目指すストーリーを発信しています。興味のあるかたは他の記事も読んでみてください。

 




 

 

 

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