はじめに
文武両道を目指すなら絶対に必要なのが学習習慣。
サッカー少年は(サッカーに限らなずどんなスポーツでもそうですが)とにかく忙しい。外部のクラブチームで活動すれば、本当に限られた時間しか勉強に充てることはできません。帰宅は22:00過ぎ、週末は終日試合、引退は中3の11月がデフォルト。
ウカウカしているとサッカーばかりで勉強は??という事態にも。
クラブチームと部活の違いを紹介しています
中学生にもなって、「ノー勉です。」では、さすがに成績は低下一途のはず。ここから先は、授業→復習のサイクルを確立しておかないと高確率で勉強がわからなくなるものです。
勉強しない→勉強がわからない→勉強が面白くない。
この負のスパイラルから抜け出すにはかなりの労力が必要ですし、実際に苦労している家庭も多いのではないでしょうか。
早め早めの対策が必要ですね。できれば、小学生から学習習慣を身につけるための工夫を始めのが理想的です。
我が家の場合
ここから我が家の話
(親バカですが)長男は小学校時代、帰宅後すぐに宿題を済ませていました。ノートを見ても、しっかり授業を受けている様子が伺えます。
実は、長男がたまたま手がかからなっかただけでした。ある程度放っておいてもなんとかなると、完全に油断していました。(当ブログにはあまり登場しませんが)妹はそれが全く出来ないのです。悲しいほど出来ません。宿題は声かけしないとしないし、ノートはきちんと取れていない。そもそも連絡帳の記入もままなりません。
たまたま長男がしっかりしていただけで、小学生を放っておいても、学習習慣を身につけるなんと思うのは見当違いも甚だしい。
学校のテスト結果が極端に悪いわけではない、お子さん。でも、これはただテスト問題が易しいだけです。放っておいても「大丈夫やん。」と高を括ってはダメです。
実際に、小学校時代はテストで80点以上とっていたとしても、学習習慣がなければ、中学校では平気でテスト60点以下をとってきます。
小学校時代はとにかく学習習慣。学習習慣がなければ中学からは苦労します。授業→復習です。もっと言えば、上を目指すのであれば、授業→復習→復習→復習(3回繰り返す)が必要です。
余談
我が家の地方。偏差値50の公立高校の進学実績
210名中
- 国公立大学 10
- 私立大学 7
- 短大・専門・就職 130
つまり、中学校の偏差値50(=真ん中くらいの成績)だと半数以下しか4年制大学に進学しません。文武両道でサッカーをしながら4年制大学に進学を目指すのであれば、中学校時代の成績は真ん中より上にいないと厳しいです。のんびりしてられません。
参考記事【高校入試】偏差値ごとの勉強法・受験対策を考えてみた!
学習習慣を身につける
学習習慣の身につけ方。
シンプルに勉強を一緒にすること。
結局は学習習慣を身につけるにはこれが一番の近道のような気がします。自走できるまでは勉強の伴走をしましょう。サッカーの自主練に付き合うのと同じです。毎日、30分でも一緒に勉強をしてみましょう。
参考記事文武両道を目指すなら最低限は身につけたい小学生時代の学習習慣
「ティーチャー」ではなく「コーチ」へ
そうは言っても勉強を教えるのはどうも?という方。コーチの役になるのはどうでしょうか。
「ティーチャー」は知識や技術を教えること。「コーチ」は対話しながら目標まで導くこと。コーチとしてなら我が子を学習習慣の確立まで導くことができるはずです。
「勉強の質問をされたらどうするの?」と心配になるかもしれませんが、安心してください。
教科書を教えるには映像授業がオススメ。今はYouTubeなどを使えば沢山の授業映像を見ることができます。ただ、問題なのはYouTubeだと最適な授業を体系的に提供するのが困難なのです。
そこで我が家が使ったのはスタディサプリ(以下スタサプ)でした。スタサプを使えば有名講師の分かりやすい授業をいつでも視聴することができます。教科書別、単元別、レベル別に分かれた豊富な授業から、見たい授業を選んで視聴するだけです。
これなら親でもサポートできそうですね。そもそも親のサポートも必要なくなるかもしれません。
わからなければ繰り返し見ることができます。スタサプの映像授業を使えば、ティーチ(教える)の部分はスタサプの有名講師に任せることができるのです。しかも、時間のないサッカー少年には塾や家庭教師よりも絶対に効率が良いはずです。
あとは親が、目標設定やモチベーション管理やレベル設定など、子供とのコミュニケーションを図りながら適切に導いてあげましょう。コーチ役ならできるのではないでしょうか?
「個別最適な学び」へ
「個別最適な学び」が教育界のトレンドです。子供一人一人の特性や学習進度、学習到達度に応じた、柔軟に学習を提供することです。これまでの一斉授業から個別最適な学びへとシフトしているのは間違いありません。
親として、子供の学習習慣の確立を導きましょう。勉強をしていると確実に選択肢が広がります。憧れに高校でサッカーを続けるためにも成績は大事。大学に進学すれば大好きなサッカーを長く続けることもできます。