標準的共働きサラリーマン家庭が医学部目指す??
※今回は多分に個人的見解の含む発信です
長男は地元では最難関の中高一貫校に通っており、(全国的に見ると全然大したレベルではないのですが…汗)医学部進学を目指す生徒の進学先として定着しています。
実際に、医学部志望の生徒が実に多い!(地方中高一貫校あるあるなのですが…)長男の同級生も(感覚的には)半数以上が医学部志望。
同期サッカー部8人中実に半数が医学部志望(親も医者)。医学部を目指すのならこの環境と思って長男に中学受験をすすめましたが、今となっては、長男も医学部を目指すようになりました。(実力は全然ですが…汗)やっぱり、環境は大事ですね。
こういう学校なので、「親が医師です」という家庭が多いのも特徴です。親が医師だと子供も医師を目指すのは当然の流れですね。
さて、医学部志望が多い中高一貫校に長男を送り込みましたが、私自身は非医療系の標準的サラリーマン。学力標準、経済力標準というデフォルトで子供の医学部進学を目指しています。偉そうにブログで情報発信をしていますが、近しい人にも「子供は医学部志望です。」とは(恥ずかしくて)公言していません。
つまりは我が家が医学部を目指すのはチャレンジングであることは言っておきます(汗)
少し話題がズレますが、関東・関西の都市圏とは違い、私たちの地方では「高校までは無料(=公立)という意識が残っている」というのが率直な印象です。
地方在住意識高い系の家庭では国立大学付属中学校(or公立中学校)から県立トップ校を目指すのが王道。こんな意識の地方都市はまだまだ多いのではないでしょか?
実際には県立トップ校に入学するのは非常に狭き門で、そのためには大手塾に3年間通う家庭も少なくありません。塾代を考えると中高一貫校に通うのと大差ないのですが…。
我が家は共働きでなんとか子供の学費を捻出しています。実際に約月額50000円の授業料(他)は子供の未来への投資としては惜しくないと思っています。
参考記事中学受験オススメ理由を紹介〜中高一貫校vs有名塾+県立トップ校〜
参考記事サッカー少年が医学部を目指すための資金力【1ヶ月の教育費編】
やっぱり険しい道のり?
さんざんブログで発信していてなんですが、我が家のような標準的な家庭から医学部進学を目指すのはやっぱり敷居が高いと思うんです。だからこそ、我が家の経験がどこかで誰かの励みに励みになればと思って発信しているのですが…(照)
もちろん、子供の能力が高くて放っておいても合格圏に入れるのであれば何の問題もないのです。当然、我が家はそんなはずがありません。
いばらの道?険しい道?を選んだ訳で、これから待ち受ける困難にはそれ相応の覚悟が必要です。
今回は、『非医療系両親が子供の医学部受験に参入して直面するであろう困難』を考えてみました。
非医療系両親の医学部受験で待ち受ける困難【3選】
- 資金力
- 経験値
- 遺伝的要因??
1 資金力
医学部受験にかかる諸経費は割高です。学費、医学部受験代、医学部専門予備校受講費、その他もろもろ。挙げればキリがありません。
学費は、国公立医学部しか無理です。この時点で私立でも大丈夫な家庭に比べて背水の陣で臨むわけです。
当面、考えなければいけないのは塾代。中学時代は塾なしですが、高校からはそういう訳にはいきません。医学部専門と名がつく割高塾は無理にしても、塾代は頭を痛める問題です。
さすがに医学部を目指せと言っておきながら、塾なしを要求するのは酷な話ですよね。その他、資金力はいろいろな場面で問題にある見込みしかありません(苦笑)
2 経験値
私自身が医学部受験をしていないので、医学部合格に必要な学力や学習時間や取り組む姿勢など見極めが困難かもしれません。経験値がないことからくる的外れなアドバイスは子供を振り回すだけです(苦笑)
親も学ぶ姿勢が必要ですし、親の考えを押し付けないように気をつけなければいけません。
3 遺伝的要因(??)
適切な表現かどうかはわかりませんが、親の遺伝的な影響は少なくないはずです。私の能力や経験からすると医学部合格なんて夢のまた夢。医学部志望には医師のお子さんが多く、(自虐的ですが)遺伝的な能力は見劣りすます。
中学までのサッカーの経験からも親のアスリート能力は子供に引き継いでいることは身に染みてわかりました。
ただただ見守るだけ・・
いずれにしても、医学部受験を目指す上でたくさんの問題に食面しそうですね。実際に受験するのは子供本人なのですが、親として我が家が経験したことをこれからも発信する予定です。
親ができることはしっかりと見守ることだと肝に銘じています。あれこれ口を出さない。長男が失敗しても安心してチャレンジできる環境を整えることが役目です。家庭を安心できる場所にする、親自身が仕事や趣味にやりがいを持って生き生きと生活する姿を見せる。などなど。子供のことではなく、自分ができることにフォーカスするつもりです。
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