サッカー×中学受験

令和5年度総合体育大会中学サッカー県大会出場校を一挙紹介!【サッカー部が盛んな中高一貫校】

はじめに

長男は中学受験をして中高一貫校に入学しました。

サッカーも本気でやりたかった長男は中学校の部活ではなく、外部のクラブチームに入団。クラブチームのスケジュールは公立中学校に合わせているの、土曜授業や試験などのスケジュールが合わなくて苦労をしてきました。学校の部活だとそんな心配はいりませんよね。

勉強だけでなくサッカー部も強い中高一貫校に憧れたものです。

今回の記事では、各都道府県別に2023年度中学校総合体育大会において県大会に進出した私立中高一貫校を調べてみました

都道府県によって県大会への進出チーム数やレベルに違いがありので一概には言えないのかもしれませんが、県大会に進出できるレベルだとサッカー部が盛んな学校と言えるのではないでしょうか。

中高一貫校でサッカーと勉強の文武両道を目指している方には参考になると思います。

 

この記事を書いたのはこんな人

 ロクバン

  • 現在、中高一貫校の英語教師。この間、サッカー部顧問の経験あり。
  • 九州地方在住の二児の父親。
  • 長男は中高一貫校に通いながら強豪クラブチームに入団するも、補欠を経験。ビッグマウスですが、医学進学を目指して奮闘中。
  • 長男のサッカーと勉強の両立をサポートする中で得た、知識や経験を情報発信。
  • サッカー少年達が勉強の大切さに気づき、勉強を頑張るのを応援することを(大げさですが)このブログのミッションとしています。

>>サッカーと中学受験の両立を可能にするオンライン家庭教師(個別指導)を徹底比較

 




 

サッカーが盛んな中高一貫校はどこ?

令和5年度総合体育大会サッカー大会【中高一貫校県大会出場校】

表中に記載のない都道府県に関しては、県大会進出チームがありませんでした。

また、都道府県によって県大会進出チーム数や地区割りなどには違いがあります。その辺の実情は在住の方のほうが詳しいと思いますので割愛します。

サッカー強豪中高一貫校もあれば、進学校の中高一貫校もあります。興味深いです。

地域 都道府県 学校名 偏差値
北海道 北海道 札幌大谷 48
東北 青森 青森山田 48
宮城 東北学院 50
福島 東日本国際大学附属昌平 52
関東 群馬 桐生大学附属 45
埼玉 聖望学園 45
西武台新座 48
獨協埼玉 47
千葉 八千代松蔭 48
10 暁星国際 45
11 渋谷幕張 74
12 東京 駒場東邦 60
13 日大一 45
14 成蹊 57
15 日大豊山 46
16 早稲田実業 65
17 攻玉社 71
18 学習院 65
19 國學院久我山 60
20 早稲田大学高等学院中 67
21 桐朋 65
22 暁星 60
23 成城 58
24 開成 77
25 修徳 44
26 日大三 47
27 武蔵 69
28 多摩大目黒 48
29 かえつ有明 53
30 都市大学附属 62
31 甲信越・北陸 石川 星稜 55
32 金沢学院大学附属
33 山梨 駿台甲府 54
34 山梨学院 53
35 長野 松本国際
36 長野日本大学 54
37 岐阜 帝京大学可児 49
38 東海 静岡 静岡学園 55
39 加藤学園暁秀 59
40 常葉大学附属橘 48
41 浜松開誠館 49
42 東海大学附属静岡翔洋 53
43 愛知 66
44 東海 67
45 名古屋 61
46 滋賀 立命館守山 58
47 関西 京都 洛星 69
48 立命館宇治 59
49 大阪 東海大仰星 54
50 賢明学院 50
51 初芝立命館 52
52 アサンプション国際 48
53 近大附属 60
54 兵庫 78
55 近大豊岡 48
56 三田学園 60
57 奈良 奈良学園 65
58 西大和学園 72
59 奈良学園登美ヶ丘 63
60 帝塚山 66
61 智辯学園 50
62 東大寺学園 73
63 和歌山 智辯 67
64 近大附属和歌山 64
65 中国 岡山 朝日塾 51
66 山口 高川学園 49
67 四国 高知 高知 47
68 明徳義塾 51
69 土佐 65
70 九州 福岡 折尾愛真 47
71 東福岡自彊館 49
72 筑陽学園 50
73 佐賀 早稲田佐賀 65
74 長崎 長崎南山 46
75 熊本 ルーテル学院 46
76 大分 大分 58
77 宮崎 日章学園 46
78 宮崎日大 49
79 鹿児島 神村学園 50
80 れいめい 49
81 ラサール 69
82 鹿児島育英館 46

偏差値はシリタスを参照。

 

「進学重視」か「サッカー重視」か?

2つのタイプに分類できます。

  • サッカー強化型中高一貫校
  • 進学重視型中高一貫校

サッカー強化型中高一貫校

「サッカー強化型中高一貫校」は昨今の高校サッカー界を席巻しており、青森山田、静岡学園、神村学園などがその代表例です。私の住む九州地方でもジュニア時代の有力選手はJ下部かサッカー強豪中高一貫校を選ぶ流れがあります。加えて高校がクラブチームを立ち上げる流れもあり、早くから才能を発掘するシステムが構築されています。

サッカーの有力選手はスカウトやセレクションを経て、こうした強豪中高一貫校に進んでいます。

全国大会常連校以外にもサッカー強化型の中高一貫校が多いのがわかります。人工芝グラウンドなど充実した施設やスタッフなども人気の秘訣なのかもしれません。

このようなサッカー強化型の中高一貫校へ進学した全ての選手がサッカーでプロや大学に進学できる訳ではありません。もちろんこうした現実は学校関係者も理解しています。そのため勉強面でも充実したカリキュラムを用意しています。また、サッカーでの大学進学が叶わなくても、学習を頑張れば指定校推薦で有名大学への進学の道も開けます。

本気でサッカーをしたい小学生の多くは中学からはクラブチームに入団します。クラブチームでの活動は忙しく、日々の練習の移動時間などを含めると、多くの時間をサッカーに費やします。散々サッカーに明け暮れても必ずしも誰もがサッカー強豪校への道が開ける訳ではありません。学力不問のサッカー準強豪高校へ進学する選手も少なくありません。

クラブチームからサッカー推薦で高校を目指す方法はこちらの記事で詳しく紹介しているので参考にしてください。

学習面を考慮すれば中高一貫校でサッカーに取り組むのも良い選択と言えそうです。なんと言っても高校入試の心配をせずにサッカーに打ち込めるのはサッカー少年にとっては大変に魅力的です。

進学重視型中高一貫校

一方で、進学重視型中高一貫校の中にもサッカーで結果を残している学校が多いのは多少の驚きでした。暁星は有名ですが、開成や灘なども県大会まで進出しています。勉強ができる男子には運動能力が高い子が多いので納得の結果でもあります。高校サッカーでは苦戦するのかもしれませんが、なんとも羨ましい限りです。

難関中高一貫校に合格した小学生にはサッカーと受験勉強を両立して人もいることでしょう。素晴らしいですよね。しかし、中には受験のために大好きなサッカーを諦めた人もいるかもしれませんね。難関校を目指さずに6年生だけの1年間を中学受験に費やす「ゆる中学受験」を目指す家庭も増えています。「ゆる中学受験」ならサッカーを諦めずに中学受験をすることもできるのです。

難関校以外にも目を向けると勉強とサッカーを高いレベルで両立できる中高一貫校が見つかるかもしれません。サッカーで文武両道を目指す人には理想的な学校といえそうです。

オススメ

東大・京大・医学部のような難関大を目指すのであれば、偏差値の高い難関中高一貫校を、サッカーのプロや全国大会出場を目指すのであれば、サッカー強豪中高一貫校を目指すのだと思います。

ロクバン
そのレベルを目指しますか?

勉強やサッカーでそこまで望まずに勉強もサッカーも充実しながら有名大学に進学したいと思いませんか?超難関の中高一貫校からでなくても早慶大・旧帝大・有名私大・地方国公立大への進学実績は十分な学校があります。サッカーも全国大会とまで言わなくても、県大会出場を目指せるレベルの学校もあります。途中で高校受験を挟まずに、勉強もサッカーも充実させるそんな6年間が実現できる中高一貫校はたくさんあるのです。わが子が望むレベルで充実した6年間を過ごせるようか中高一貫校を探してみてはいかがでしょうか。偏差値やサッカーの強さ以外にも目を向ければそのような学校が見つかるのです。受験も習い事もあきらめない「ゆる中学受験」を目指す家庭も増えています。サッカーと受験を両立できる中学受験について紹介しています。興味のある方はこちらの記事もチェックしてみてください。

参考記事

 

中高一貫校に進学する上で注意しておきたいのは…

見落としてはいけないポイント

もちろん良いことばかりではありません。きちんとデメリットも理解して納得した上で進学を決めて欲しいのです。

中高6年間の大切な時期ですからこんなはずではなかったでは悔やんでも悔やみきれません。

気をつけておきたいポイント

  1. 学校によっては進学とサッカーで英才コースとスポーツコースのように別コースというところも。
  2. 強豪校であれば高校からサッカー推薦組が入学し、レギュラー・ベンチ入り争いが熾烈に。
  3. 怪我などの理由でサッカーから離れたあとも学校を変えれない。

 

おわりに

文武両道を目指すサッカー少年には受験という問題に必ず直面します。高校受験で上位校を目指す場合はクラブチームで活動すると本当に大変です。サッカーばかりの生活の中で勉強を両立するのはそれなりの覚悟が必要です。そうなると中学校部活が現実的な選択になります。ただ、部活だと必ずしもサッカーが強いわけではありません。

サッカーと勉強を両立するために中高一貫校を選ぶというのも十分に検討の余地があります。親のコントロールが効くうちに受験すして、高校受験の心配なくサッカーに打ち込めるのは魅力的です。

当ブログではサッカーと勉強の文武両道に関する情報発信をしています。興味を持たれた方は別の記事もチェックしてみてください。

>>サッカーと中学受験の両立を可能にするオンライン家庭教師(個別指導)を徹底比較

 




 

-サッカー×中学受験