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勉強せずにダラダラ。反抗期中学生に勉強して欲しい時の声かけ!

はじめに

このブログでは勉強とサッカーを両立(=文武両道)して目標の高校や大学に合格するためのノウハウを発信しています。

わが子が勉強せずにダラダラしているのを見てイライラしたことはありませんか?

中学生や高校生の子供を持つ親にとっては共通の悩みだと思います。私もついついイライラしていたものです。

毎日毎日、スマホにゲーム。テスト1週間前まえというのにダラダラ。そんな姿を目にするとやめておけばいいのに、「勉強しなさい!」と口にしたくなりますよね?逆効果なのはわかっていてもついついストレートに言ってしまう。そんな悩みを抱えているかもしれません。

今回の記事では『勉強を促すときの効果的な声かけ』について解説します。

この記事を書いたのはこんな人

 ロクバン

  • 現在、中高一貫校の英語教師。この間、サッカー部顧問の経験あり。
  • 九州地方在住の二児の父親。
  • 長男は中高一貫校に通いながら強豪クラブチームに入団するも、補欠を経験。ビッグマウスですが、医学進学を目指して奮闘中。
  • 長男のサッカーと勉強の両立をサポートする中で得た、知識や経験を情報発信。
  • サッカー少年達が勉強の大切さに気づき、勉強を頑張るのを応援することを(大げさですが)このブログのミッションとしています。

 

 

勉強してほしい時の声のかけ方は?

ベネッセ教育情報が実施したアンケート結果です。「勉強(宿題)終わったの?」が32.6%、「何時から勉強するの?」が26.4%とこの2つが多かった回答です。確かにこの2つの声かけをすることが多いと感じまずが、実際にはそれで子供は勉強に素直に向かうのでしょうか?子供を勉強に向かわすのはなかなか一筋縄ではいかないというのが正直な感想です。

 

勉強を促す声かけのコツは?

効果的な勉強の声かけのコツを紹介します。

ポイント

  1. 主体性を引き出す声かけ
  2. ポジティブな言葉を使った声かけ

主体性を引き出す声かけ

「今から勉強しなさい」のようにやらされてる感があるとやる気にはならないものです。

「いつから勉強するの?」「何を勉強するの?」のように勉強をはじめる時間や内容を会話の中に盛り込むと効果的です。勉強するタイミングや内容を子供に決めさせて主体性を引き出しましょう。

頭ごなしに言われるよりも、自分で決めたことの方が勉強しようという気持ちも増すものです。

「家事のスケジュールがあるから勉強の予定を教えて?」と声をかけて、「〇〇時にお風呂に入って」「○○時から勉強する」のように自分でスケジュールを組み立てます。自分で決めたことなのでやらされている感がなくスケジュール通りできそうですよね。

「今日は何を勉強するの?」と声をかけると、「数学で○○を習ったから復習する」「英語の宿題を終わらせる」と勉強する内容を自分で決めます。こちらも自分で決めたことなので勉強してみようという気になりやすいです。

ポジティブな言葉を使った声かけ

「100点取った」という結果を褒めるのではなく、「勉強を1時間した」のようなプロセスを褒めるといいですよね。「頑張ったね」「次もできるよ」などポジティブワードを多用しましょう。

 

そうは言ってもなかなか難しい

そうは言っても反抗期真っ只中の中学生。思うようには動いてくれません。

「自主性に任せる」と「放任」は似ているようですが全く異なります。親が、「勉強しなさい」と口出しすることは控えても子供が自主的に勉強するようになる訳ではありません。

子供の様子をしっかり観察して適切な関わり方を模索したいものですよね。

子供に対して過干渉にならないようにしましょう。親が自分の生活を大事に過ごしている。そういう姿を見せることが大事です。

 

【体験談】勉強しないわが子への声掛けは?

長男は中高一貫校に進学。中学校時代はクラブチームでサッカーに明け暮れ、明らかにサッカー>勉強。

普段はサッカーで忙しいのが、オフの日ですが、テスト前でも、スマホをいじってダラダラが目につきました。

あまりにも目に余るので、よせばいいのに、「勉強したら?」と声かけをしたものです。決まって長男は不機嫌になっていました。(「勉強しない自分が悪いでしょ」と思うのですが・・・。)

高校へ進級してからも、本人は勉強しなければいけないのはわかりつつも、なかなか前向きに勉強はできていなかったようです。

それでも、高1の冬休みに入った頃から明らかに勉強に向かう姿勢が改善してきて、今では「勉強しなさい」とは一切口にしていません。完全に長男を見守るだけになっています。

勉強に向かう姿勢が変わった要因を分析してみます。

友達の影響が大きい

中高一貫校に通っていることもあり周りは学力の高い友達が多いです。高校からは部活でサッカーをつづけていますが、サッカー部のチームメイトの中には長男と同様に医学部をめざしている人がいます。友達も勉強を本気に取り組みだしてお互いに競い合いながら勉強に取り組んでいるようです。

親の言葉よりも友達の言葉のほうが影響力は大きいですね。まわりに影響を受けるのを期待して中高一貫校を選んだので、その選択は大正解でした。友達の影響が一番というのが紛れのない実感です。

勉強をする環境を整えた

高校生から通塾を開始しました。地元の理系専門塾で多くの医学部合格者を輩出しています。講師の先生にもやる気を引き出してもらっています。わかりやすい授業で勉強の理解度が高まったと同時に授業のレベルの高さに危機感を感じたようです。

また、予備校の自習室会員になりました。自宅に帰るとダラダラしてしまうのも、毎日、部活終わりに予備校の自習室で勉強してくるルーティーンが確立できました。

親は「勉強しなさい」とは一切言わない

高校生になってからは「勉強しなさい」とは一切言っていません。基本的には頼まれたことだけをするようにしています。大学生活や仕事のことなど将来が楽しみになるような話を意識的にするようにしています。また、送迎や参考書や塾代など親としてできることは贅沢になりすぎない程度にするようにしています。「親も協力してくれているから期待に応えたい」という気持ちも芽生えているようです。

 

おわりに

今回の記事では「勉強しなさい」とは言わずに、勉強してほしい時の声かけについて紹介しました。

良好な親子関係を築き子供を見守ること。あとは周りから良い影響が受けれるように環境を整えること。この2つが何より大事だと思いました。どうしても、「勉強しなさい!」と言いたくなる時は、子供のだらだらしている姿を見ないようにするのも大事かもしれまん。

このブログではサッカーと勉強の両立をテーマに情報発信をしています。興味をもっていただいた方は他の記事もチェックしてみてください。

 

 

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