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【厳選ベスト3】文武両道を目指す少年サッカーの保護者におすすめの子育て本

はじめに

ロクバン
長男は中高一貫校に通いながらサッカークラブチームに所属。サッカーと勉強を両立しながら(ビッグマウスで恥ずかしいのですが)医学部進学を目指しています。長男の経験をもとに文武両道を目指す方に役立つ情報を発信しています!

「サッカーだけでなく勉強も頑張って欲しい」

欲張りに聞こえるかもしれませんが、こんな気持ちで子供のサッカーに関わってきました。「サッカーを通して健やかな大人に育って欲しい。」子供がサッカーをはじめた時にだれでもそう思ったはずです。勉強も将来の選択肢を広げるためにも大事ですよね。

今回の記事では、子供のサッカーと勉強の両立をこころがけてきた父親が選ぶ、『少年サッカーの保護者におすすめしたい子育て本』の紹介です。文武両道をメインテーマにしている当ブログならではの観点からランキング形式で3冊紹介します。

サッカーが上達することに主眼を置けば的外れかもしれませんが、サッカー少年のための子育て本として読んでもらいです。「サッカーも勉強も大事!」と共感していただける方は最後まで読んでみてください。

この記事を書いたのはこんな人

 ロクバン

  • 現在、中高一貫校の英語教師。この間、サッカー部顧問の経験あり。
  • 九州地方在住の二児の父親。
  • 長男は中高一貫校に通いながら強豪クラブチームに入団するも、補欠を経験。ビッグマウスですが、医学進学を目指して奮闘中。
  • 長女は偏差値40台の中高一貫校に入学。系列大学の看護学部進学を目指しています。
  • 長男のサッカーと勉強の両立をサポートする中で得た、知識や経験を情報発信。
  • サッカー少年達が勉強の大切さに気づき、勉強を頑張るのを応援することを(大げさですが)このブログのミッションとしています。




 

文武両道を目指すサッカー少年の保護者に読んでもらいたい本【ベスト3】

長男が小さい頃に読んだ本の中から文武両道の子育てを考えている保護者におすすめしたい本の紹介です。

サッカーが上手になる事より、子供の教育に関する内容がメインです。サッカーとは少し離れた内容になりますが、文武両道を目指す上で多くの指針を学びました。少し古い本ですが、現在でも大いに役立つものばかりです。

では、さっそくランキング形式3冊を紹介します。

『わが子を「メシが食える大人」に育てる』(高濱正伸著)

強烈なオヤジが高校も塾も通わせずに3人の息子を京都大学に放り込んだ話』(宝槻泰伸著)

子どもが自ら考えて行動する力を引き出す 魔法のサッカーコーチング ボトムアップ理論で自立心を養う』(畑喜美夫著)

『わが子を「メシが食える大人」に育てる』(高濱正伸著)

はなまる学習会代表の高濱正伸氏の代表作です。「メシが食える」という驚くタイトルに惹かれた人も少なくないかと思います。

社会に出ると思い通りにならないことはいくらでもあります。パワハラまがいの厳しい上司、無理な要求を押しつける取引先、クレーマー気質の客、理不尽なことが多いのが世の中です。どんな状況でも心が折れないために大事なことを幼い頃から学びましょう。そのために大事な5つの力を紹介しています。

ただ偏差値が高く勉強ができるだけでなく、どんな環境でも生き抜く力を子供に授ける方法を学びましょう。

「体験重視」「とことん遊び尽くす」という考え方は氏の著書から影響を受けました。

教育の専門家は小学校時代は「勉強…勉強…」と勉強ばかりを強調してはいません。実際に、お父さん自身が勉強が得意だった人で、「勉強…勉強…」と言っているのをあまりみたことがありません。小学校の時期は自分がすきなことにとことん熱中する経験が大事。そうすることで「あと伸び」するんですよね。

 

 

高濱氏の著書には他にもおすすめが多いのですが、もう2冊だけ紹介しておきます。

 

『強烈なオヤジが高校も塾も通わせずに3人の息子を京都大学に放り込んだ話』(宝槻泰伸著)

こちらのタイトルが衝撃的ですね。探究学者代表の宝槻泰伸氏の自伝的著書です。ちょっと変わった父親から受けた独特な教育のおかげで自身が京都大学に合格した話を綴った教育本です。こちらも体験を重視しており、我が家も大いに参考にさせていただきました。

登場するお父さんがとにかく型破り。見知らぬ外国人を家に連れ込んだりします。さすがに私は宝槻お父さんのようにはなれませんが、本物を経験させるということには共感できました。楽しいエピソードが満載なので最後まで一気に読み進めれます。


 

『子どもが自ら考えて行動する力を引き出す 魔法のサッカーコーチング ボトムアップ理論で自立心を養う』 (畑喜美夫著)

広島観音高校サッカー部を独自の指導法で日本一に導きました。畑喜美夫監督は選手が自ら考え、行動する「ボトムアップの組織論」を打ち出し、スタメンや戦術、交代までも選手たちに決めさせるという指導法を確立しました。

「選手がスタメンを決める??」「それで日本一??」

読み始める前は「?」だらけでしたが、読み終わる頃には完全に納得できました。個人的にはカタールワールドカップのサッカー日本代表の躍進の根底に「ボトムアップ理論」があると思っています。言い過ぎですかね?

私自身が教師ということもあり共感しながら読めました。若者の一人ひとりの可能性は無限大です。大人が指示していく限りは大人の能力は超えません。学校だけでなく家庭でも使えるエッセンスがたくさんあります。


 

サッカー部関連の本も多いのですが、さらに2冊だけ紹介します。

 

サッカー部関連ではありませんが、元教師の著書です。当時、荒れた大阪の中学校を建て直し、陸上部を日本一に導きました。大谷翔平がしていたことで有名になった「目標達成シート」はこの本で既に紹介されていました。

 

文武両道を目指すサッカー少年の保護者に読んでもらいたい本【番外編】

僕らがサッカーボーイズだった頃 プロサッカー選手のジュニア時代(元川悦子著)

プロサッカー選手のジュニア時代の経験をリアルに書かれています。ジュニアサッカー選手の親なら知っておきたいプロサッカー選手のジュニア時代に経験が描かれています。元川悦子氏の圧倒的な取材力と表現力で引き込まれるように読み進めました。


 

サッカーにとどまらず日本を代表するトップアスリートの子育て方法を知ることができます。


 

スポーツと子育ての親和性

サッカーに限らずスポーツで成功したトップアスリートは逆算思考を身に付けています。なりたい自分のゴールを起点にして今なにをすべきかを積み上げていきます。逆算思考はビジネスなど大人の社会にも役立つ思考法です。また、スポーツは楽しいから熱中できます。失敗してもあきらめません。トライ&エラーを繰り返して成長することができます。

逆算思考やトライ&エラーなど子供の成長には大切なものをスポーツを通じて自然と身に付けることができるのが魅力です。

 

おわりに

ロクバン
最後まで読んでいただきありがとうございます!

今回は『少年サッカーの保護者におすすめしたい本』をランキング形式で紹介しました。文武両道をテーマにしているので、サッカーというよりも子育て寄りの内容になってしまいました。

「子供自身がする」という当たり前の内容なんです。親が良かれと思ってした手助けは子供の成長を妨げることになるのかもしれません。親は子供が自分でしたくなるような環境作りが大事なんだと学びました。

ポイント

当ブログではサッカーと勉強の両立をテーマにしています。というのは、サッカーばかりで全く勉強をしないサッカー少年をたくさん見てきたからなんです。サッカーで上を目指す気持ちはわかりますが、同時にとても厳しい世界であることも認識しておくべきです。

「ウチの子、サッカーばかりでぜんぜん勉強しないの」と言っていたお父さんやお母さんによく出会いました。「勉強しない~」とは言っていますが、実際に困った顔をしているわけではありません。確かに小学校時代はサッカーだけを頑張っていても何も困りません。むしろ大好きなサッカーを楽しんでいる姿をみるのは親としてもうれしいものです。

しかし、中学からはそうはいきません。いきなり中学生になったら勉強をはじめるのは無理があるんです。やっぱり小学校からの種まきが大事です。すぐに高校入試がやってきます。「ウチの子、ぜんぜん勉強しないから受験は待ってください。」なんてできるはずがありません。

サッカーで忙しい…、思春期真っ最中…、親が勉強しろと言っても言うことをきかないのは容易に想像できると思います。だからこそ小学校の時にすこしだけでも勉強をしてほしいいのです。

当ブログではサッカー小学生にオンライン家庭紙教師(個別指導)をおすすめしています。オンラインを使えば、サッカーで忙しくてもスケジュール調整が自由自在です。週に1回1日1時間。これをつづけておけば中学校からの勉強にスムーズに移行できます。

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参考記事

>>小学校時代にサッカー以外でしておきたい習い事

>>中学生から勉強でこまらないように小学校時代に身に付けておきたいこと

>>サッカーと中学受験を両立する「ゆる中学受験」とは?

>>少年サッカーの保護者に読んでもらいたいおすすめの本を紹介しています

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