目次
はじめに
ブラジルやスペインといったサッカー強豪国では育成年代ではフットサルをするのが当たり前です。フットサルで身に付けて技術がサッカーにも役立つのだと思います。
我が家の近くにフットサルことがあります。そこのコートの店長と親しくなったこともあり長男はジュニア時代に大人の個サルに混ぜてもらっていました。今回の記事は長男の小学校時代のフットサルの体験談について紹介します。フットサルで身に付けた技術はサッカーにも大いに役立ったと思っています。
この記事を書いたのはこんな人
- 現在、中高一貫校の英語教師。この間、サッカー部顧問の経験あり。
- 九州地方在住の二児の父親。
- 長男は中高一貫校に通いながら強豪クラブチームに入団するも、補欠を経験。ビッグマウスですが、医学進学を目指して奮闘中。
- 長男のサッカーと勉強の両立をサポートする中で得た、知識や経験を情報発信。
- サッカー少年達が勉強の大切さに気づき、勉強を頑張るのを応援することを(大げさですが)このブログのミッションとしています。
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フットサルをするとサッカーが上手くなる理由
フットサルがサッカーに与えるメリット【4選】
フットサルがサッカーに与えるメリット
- ボールタッチする回数が増えてテクニックと判断力が磨ける
- 狭いスペースでプレーするので正確が技術が身につく
- 攻守の切り替えが多い
- ゴール前の攻防が多くフィニッシュの精度が上がる
ボールタッチする回数が増えてテクニックと判断力が磨ける
フットサルはサッカーに比べて6倍のボールタッチをすると言われています。ゲーム中にボールに触る機会が多いのでテクニックと判断力の習得に役立ちます。また、ローバウンドボールを使います。ボールが飛ばないので蹴り合うような展開にはなりにくいのでボールを扱う機会が自然と増えます。
狭いスペースでプレーするので正確な技術が身につく
ピッチサイズが小さいので狭いスペースでプレーしなければいけません。正確な技術だけでなく素早い判断が必要です。ちょっとしたボールタッチのミスや判断ミスがボールロストつながります。
攻守の切り替えが多い
攻守が切り替わる場面が多くなります。強度の高いプレーが求められます。ボールロストがすぐに失点に結びつきます。奪われたらすぐに奪い返すなどチームのためにプレーする責任感を養えます。
ゴール前の攻防が多くフィニュッシュの精度が上がる
ゴール前の攻防が多くなります。コースやタイミング、あるいは冷静さなどゴールを決めきる技術の練習になります。ゴールが小さいのでキーパーとの駆け引きを身につけれます。
【我が家の体験談】ジュニア時代のフットサル経験
長男が個サルに通ったエピソード
我が家から徒歩すぐの所にフットサルコートがあります。長男が小学生の頃、そのフットサルコートで開催される個サルに通いまくっていたことがあります。
個サルとは「個人参加型フットサル」の略称でその日に集まったメンバーでフットサルを楽しむものです。
そのフットサルコートで開催している地元Fリーグチームのサッカースクールに通っていた関係で店長と仲良しになったのです。コート予約のない時には安価(500円/1時間)で個人利用できることもあり、個人練習で利用したり、サッカーで知り合ったいろいろな子供たちと集まってフットサルをしたりと、大いに活用させていただいたものです。いやー懐かしい。
店長さんが非常に良い人で仲良くなってからは、コート予約のない時は特別に500円/無制限で利用させてもうことも!本当にありがとうございました。さらに、そこのフットサルコートで開催していた大人向けの個サルに誘ってもらっていたのです。長男が小学5年生から6年生の時には週に1回参加させてもらっていました。(終了が23時になるのがタマニキズでしたが…)
何度も個サルに混ぜてもらっていると、常連さんとも顔見知りになります。嬉しいことに、常連さんにまで可愛がってもらっていました。
店長が個サルの仕切りを担当していましたが、店長のキャラクターもあってか、わきあいあいとしたフットサルでした。参加する人たちは大人ばかりで、技術の高い人も多いです。それでも、半分遊びのフットサルなので、パワーやスピードで勝負するフットサルとは違い、テクニックと駆け引きで勝負するフットサルです。こうした大人のフットサルがとても良い練習の場でした。
しかも、ゲームが始まる前に一緒にボールを蹴ってもらい、フェイントやリフティングのテクニックを教えてもらったものです。いやぁ~ありがたい。
中学生になってからはクラブチームの練習で忙しくなり、個サルに行く機会も減ってしまいました。それでも本当に良い練習をさせてもらっていたなぁと今更ながらに思います。
長男が個サルで身に付けたものは
フットサルでは狭いコートでプレーするため、正確な技術が必要になります。パスは相手の足元に早く正確に通す技術が求められます。また、そのパスをしっかりトラップしないと相手にボールを奪われてしまいます。誤魔化しが効かないので、正確な技術を身につけるのに大いに役立ちました。また、狭い局面を打開するためのフェイントやドリブル。両足でのボールタッチも求められ、こうした技術も磨けました。
さらに、ゲーム展開が早く、次の展開を読む判断力が求められます。周りは大人なので小学生にありがちなボールを取られるまで握るのではなく、ボールが素早く動くゲーム展開になります。こうしたゲーム展開が判断力を磨くのに役立ちました。
足の裏を使ったプレーや味方選手と連動した動きなどは個サルを通して自然と身につけました。ブラジル人がいろいろな年代が混ざってするストリートサッカーで技術を身に付けるといいますが、それと同じような感覚でした。セオリーにない遊び心のある技術も自然と身につきます。
大人と一緒にプレーするので、当然ですが見本が全て大人です。技術や駆け引きでプレーするので多くの学びがあります。中学生くらになれば大人に混ざっても迷惑をかけないプレーが出来るし、むしろ選手によってはスピードやパワーで圧倒できるかもしれません。それでも学びの多い場になるはずです。
長男はメンバーに恵まれラッキーだったのですが、是非、個サルで楽しみながらサッカーのレベルアップにつなげてみてはどうでしょうか??
メモ
近隣のフットサルコートのHPを確認してください。個サル開催の案内があればインターネットや電話で申し込みましょう。常連さんになるといろいろな世代の人たちと交流ができます。お父さんも一緒に参加してみてください。
おわりに
長男がフットサルに通っていた小学高学年はゴールデンエイジと呼ばれ運動能力を高めるのに最適な時期と言われています。動作習得が最も優れた時期でこの時期に多くのスキルを身に付けます。長男も足裏を使ったボールタッチなどフットサルで身に付けた技術が中学生や高校生になっても発揮しています。
ジュニア時代はついついサッカーばかりになりがちですが、さまざまなスポーツにチャレンジするのも大事だと思いました。一見、遠回りのようですが、サッカー以外のスポーツで身に付けた身体能力や身のこなしなどサッカーに役立つことがあるものです。また、今回のように個サルでは年代の違う人ともふれ合うことができました。こうした経験が選手としてだけでなく人間の幅も広げることにつながります。
ポイント
サッカーで活躍するには、技術だけでなく身体作りも大事です。中学生からはフィジカルが大事になってきます。小学生の時期から身体作りのための食事にも気を配りたいところです。共働きで忙しい我が家では栄養バランスの取れた食事の準備がなかなか難しかったです。栄養補助食品を使って不足しがちな栄養素を補っていました。我が家の取り組みに興味のある方はこちらの記事も参考にしてみてください。
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